出版社内容情報
〈「茶のゆのくに」のまっちゃマンが、ゲストを招いてお茶とお菓子でおもてなし〉
〈幼児を対象に、日本の伝統文化・茶道の「おもいやり」の心をはぐくむハートフルな絵本です〉
幼児対象の、茶道をテーマとした絵本。茶道に関わる要素を擬人化した「茶のゆのくに」のまっちゃマンとその仲間たちが、ゲストを招いて茶の湯のおもてなしに活躍し、共に楽しい時間を過ごす物語を、親しみやすい、ハートフルな作画で構成。「他者への思いやりの心」を育む、幼児教育の一助となる創作絵本です。ホスト側は棗をモチーフとしたまっちゃマン、茶碗の化身・ちゃわわん、茶筅の化身・ちゃせんちゃんを中心に、ゲストの「チャチャ王国のおうじちゃま」(宇治市・宇治商工会議所公認、宇治茶PRのご当地キャラクター)を温かくもてなします。
内容説明
まっちゃマンと「茶のゆのくに」のなかまたちがおいしいお茶とおかしでおきゃくさまとたのしいじかんをすごします。さてさてきょうのおきゃくさまはだれかな?茶の湯のおもてなしを通して、感謝の気持ち、思いやりの心、創造する力をまなびます。対象年齢:3、4歳児~小学校低学年程度。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかこ
51
チャチャ王国のおうじちゃま(宇治市のゆるキャラ)が、「茶のゆのくに」のまっちゃマンとその仲間たちに茶会に招かれるという絵本。元気にご挨拶をしているちゃっぱたい(茶葉)が自ら石臼にはいっていく様は、捨身月兎のようで(おおげさ!?)、あぁ~!となった。棗の中にお抹茶があるのも当然なんだけど、頭がパカッとあくのはそうだよね…(アンパンマンもびっくりだわ)。とはいえ、一期一会。招いた人とすごす時間を大切に、季節にあったお菓子とともに、自然の恵みを味わう茶道の心得はしっかりとあり、楽しい茶道の絵本です。2023/11/07
Tomonori Yonezawa
4
地元図書館▼2023.3.13 初版▼茶道具がキャラクターになってお茶でもてなす際の心得を説く絵本。ゲストで宇治市のご当地キャラクター「おうじちゃま」が登場します。▼絵もきれいだし、難しいとこは省いてるし、でも極意はちゃんと説いてある。いいんじゃないでしょか。▼次男君も久しぶりに絵本を見て「面白いと思ったよ」と言っていた。2023/07/02