出版社内容情報
〈水屋においていかに無駄なく茶事・茶会を準備してゆくか。裏千家今日庵業躰の著者が段階をへて分かりやすく解説します〉
〈水屋仕事をしっかり身に付けることは茶の湯上達の近道。水屋を知るための必読のシリーズ〉
水屋での準備、点前、後始末は一連の流れで、「水屋の仕事」は自分で行うことが肝要です。
「水屋は稽古の根本道場である」といわれ、その言葉からも「水屋仕事」がいかに大切なことであるかが伝わってきます。それは初心者の方から稽古場で指導する方まで平等で、むしろ年月を重ねてゆくほど疎かにはできません。本書は、お稽古をはじめられた方から、これから指導者になる方、すでに教えている方まで学べるシリーズの第1巻。水屋仕事をするときの心得や準備をやさしく紹介します。2巻では日々の稽古の準備から季節のしつらえまで、どのように準備をし片付けていくのか、そして、最終巻の3巻ではいよいよ「茶事・茶会の準備と片付け」を学びます。
目次
水屋とは(水屋のつくり;身に付けておきたい心得;水屋かざりと水屋道具)
準備と後片付けをしてみましょう(濃茶点前と薄茶点前の準備;水指;茶入 ほか)
小習事十六ヶ条(前八ヶ条;後八ヶ条;茶箱点前)
著者等紹介
鮒子田宗恵[フシダソウケイ]
裏千家今日庵業躰・教授方。1970年京都市生まれ。1994年大谷大学卒業。大学在学中に得度、僧籍を得る。1997年裏千家学園卒業後、今日庵入庵。国内外の茶道普及に努める。京都文教大学非常勤講師など、学校茶道並びに専門学校などで茶道や伝統文化の講座を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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