内容説明
抹茶と和菓子はいつ結び付いたのか。茶事が七式になった経緯とは。茶道史の第一級史料である茶会記を丹念に読み解き、時代とともに変化した茶会の実像や茶人たちの創意工夫に迫る。
目次
第1章 茶会記の基本(茶会記とは;茶会記の成立;茶会記と床)
第2章 茶会の形式(朝と暁の茶会;昼と飯後の茶会;夜と跡見の茶会)
第3章 茶会記の諸相(雑談と覚書;拝見記と名物;茶室と動座;料理と酒;茶会の菓子;変貌する茶会記)
第4章 茶会記の原文(初期の茶会記;織豊時代の茶会記;江戸時代前期の茶会記;江戸時代中期の茶会記;江戸時代後期の茶会記;近現代の茶会記)
著者等紹介
神津朝夫[コウズアサオ]
1953年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。ドイツ・マンハイム大学に2年間留学。帝塚山大学大学院修了。博士(学術)。専門は日本文化史・茶道史。大学教員を経て、現在は著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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