内容説明
旧暦を学ぶように、「旧単位」を学ぶこと。それはいつしか消えてしまった日本文化の多様さ、豊かさを知ることにつながります。尺貫法、貨幣単位、二十四節気、七十二候。「わかりにくい」「うろおぼえ」をスッキリ整理!
目次
1章 長さの単位
2章 面積の単位
3章 量の単位
4章 重さの単位
5章 お金の単位
6章 時間の単位
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
68
まだまだ、日常の暮らしの中に生きている、尺貫法などの単位。自然と、頭の中で、メートルやキログラムなどに換算してしまう。馴染みが強いのが、一升、一合で他にもいくつかある。畳のサイズにいくつかあるのは知っていたが、その由来までは知らなかった。こうやって考えると、とても面白く、興味が広がる。2022/04/22
きいち
28
間、坪、貫、升、刻とおおよそは知っていても、町、反、石となると、宮本常一の文章で見知っているはずなのにあいまいになってしまう。そんな日本の単位たちを、どんっとしたイラスト使って感覚でわからせてくれて楽しい。編集の勝利のような本だな。2020/04/12
オレンジメイツ
20
「図書館本」長さの尺が尺骨の長さと同じ約30cmとか1坪は2畳、食パン1斤は約340㌘等説明や図入りで楽しめた。2021/01/17
るっぴ
17
日本の単位の話。かなり、知らないことがあって、ビックリ。面積、量、重さが勉強になった。石高って、そういうことか。今まで知らなくて、恥ずかしい。因みに私の出身地の藩は、52万石だったかな。これから、日本の単位が出てくると敏感に反応しそう。 2020/03/10
なにょう
16
時代小説を愛好する人、世間の謎を知りたいなぜなぜ坊やにオススメしたい。デザインも秀逸で、これを読んだあとはちょっと賢くなること請け合い。★だがなぜどうして⁈一つの単位がある時は長さの単位である時は広さの単位。はたまた金額の単位でもある⁈混乱しました。★秋分の日。雷すなわち声おさむ。2020/09/22