内容説明
弥生土器にも流行のデザインがあった!教養があれば意味が読み解ける!「写し」から生まれる美しさとは?古都ならではの所蔵品を、京博(京都国立博物館)気鋭の研究員たちがわかりやすく解説。目からウロコの日本美術ガイドブック。
目次
1章 原始・古代の土器と青銅器(土器・青銅器)
2章 記録された絵(絵巻)
3章 蒔絵のデザイン(蒔絵)
4章 やきもののデザイン(京焼)
5章 美しく装う(きもの)
京博をもっと知ろう!3 京博での科学分析
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てん06
10
京都国立博物館のマスコットキャラクターのとらリンと、博物館の研究員の会話形式で日本美術の初歩的知識を学べる本第3弾。土器、絵画、陶磁器、工芸品、服飾などのデザインの見方。できれば掲載されている写真は全部カラーにしてほしかった。でもこのシリーズがあると特別展などの予習に役立ちそう。楽しい。2020/10/13
Yoshihiro Yamamoto
1
B+ 4冊組の3冊目。「暮らしの意匠」がテーマ。蒔絵、陶磁器、着物は美術品を見る中では苦手な分野。文中にもあったが「蒔絵は教養の証」😅。そう、教養が身についていない身には楽しめないのです💦。蒔絵の技法はわかりやすかったけど、やはりこの歳になってからでも「古今和歌集」は読まないと、芸術には通じないということを改めて痛感した。着物のことは、第一巻の「装束」とつなげて考えて、大枠だが変遷がわかるような気になってきた。着物の柄の移り変わりが帯の太さと関係しているなど、細々とした知識はだいぶ仕入れた。あと1巻!2024/09/24
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