内容説明
「平成の御遷宮」竣功記念出版。秦氏による創建以来、平安京とともに歩んできた松尾大社の歴史と、神秘的な伝承を紹介。
目次
第1章 神代―松尾山磐座と御祭神の伝承
第2章 古代―松尾大社の創建と秦氏
第3章 平安京―千年の都を護る松尾大社
第4章 まつり―松尾大社と山背国の信仰空間
第5章 能楽・文芸―描かれた松尾大社
第6章 建造物・文化財・庭園―松尾大社へのいざない
著者等紹介
丘眞奈美[オカマナミ]
京都市生まれ。合同会社京都ジャーナリズム歴史文化研究所代表、歴史作家。京都ノートルダム女子大学文学部英語英文学科卒業。出版社、放送局勤務を経て放送作家に。毎日放送「映像’80友達 宗谷岬発武庫川行き」で文化庁芸術祭大賞を受賞。京都伝統文化の森推進協議会、京都遺産選定委員、京都府これからの文化行政検討会議委員、京都市観光おもてなし大使など自治体有識者委員多数。講師、番組コメンテイターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わ!
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面白い!松尾大社の遷宮記念に発行された一冊。松尾大社を知りたい人はもちろん、秦氏に関して知りたい人にも、おすすめの一冊である。神社マニアから言わせていただくと、秦氏と松尾大社、そしてその勢力域と今では松尾大社の境外末社となった神社群との関係が知れてとても嬉しかった。なぜ松尾大社のそばに、いきなり「月読神社」が存在するのか?同じく秦氏の神社とされている、「蚕ノ社」や「伏見稲荷大社」とはどのような関係があるのか…。松尾大社が監修している一冊なのだから、この本に則った説には間違いないのだろう。2020/09/15
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