出版社内容情報
近代の数寄者たちはどのような茶会を行っていたかを残された茶会記から読み解くとともに、その特徴をあぶり出し、その意義を考察。〈茶会記からみる近代の数寄者とその茶の特質を詳解〉
〈近代茶の湯史を茶会記から読み解く〉
近代の数寄者たちはどのような茶会を行っていたかを残された茶会記から読み解きます。高橋箒庵と野村得庵の他会記を縦軸とし、近代数寄者の自会記を横軸として、適宜他者の茶会記から読み取れる内容をプラスし、当人の茶の湯の様子を立体的に紹介。また、さまざまな角度から近代の茶の湯を考え、その特徴をあぶり出し、その意義を考察。資料編では、近代の茶の湯に関わる資料(人名録・文献・茶会・茶会記など)を一覧にして紹介します。
谷 晃[タニアキラ]
著・文・その他
内容説明
藤原暁雲・諸戸雨月・嘉納鶴翁・小林逸翁など今までベールに包まれていた近代数寄者たち総勢29名の茶会記が解き放たれる―充実した資料篇も必見!
目次
第1章 近代の茶会記を読む(総論 近代数寄者と茶会記;関東圏の茶会;関西圏の茶会)
第2章 近代数寄者の茶の湯(近代数寄者と茶の湯;近代数寄者の茶の湯論;近代数寄者の茶道具蒐集と美術館 ほか)
第3章 資料篇(近代の茶の湯に関わる主な人々;近代の主な美術商;主な近代の茶会記 ほか)
著者等紹介
谷晃[タニアキラ]
昭和19年(1944)、愛知県に生まれる。京都大学史学科卒業。芸術学博士。専攻は茶の湯文化学。出版社、香雪美術館勤務などを経て、現在は野村美術館館長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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