茶の湯の羽箒―知られざる鳥の文化誌

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茶の湯の羽箒―知られざる鳥の文化誌

  • 下坂 玉起【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 淡交社(2018/09発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 416p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473042651
  • NDC分類 791.5
  • Cコード C0076

出版社内容情報

ただ一人羽箒の調査を続けてきた著者が、そこから得た情報や、茶人たちの美意識、羽の持ち主であった鳥たちの現状などを紹介します。〈掃き清めるだけじゃない、羽箒のすべてを紹介します〉
〈茶の湯と鳥をつなぐ羽箒の文化誌〉

茶の湯とバードウォッチングを趣味とし、羽箒の研究をただ1人続けてきた著者が、20年余りの調査を通して「発見」した羽箒に関する数々の事実や興味深い情報を一冊にまとめます。今まで見過ごされていた意外な事実、単なる炭道具というワクにとどまらない魅力、また調査の過程で出会った驚きや感動、そこに至るまでのエピソードなどもイラストを交えながら紹介します。羽箒を通して羽の持ち主であった鳥たちの現状、茶人たちの感性や美意識、日本人の自然観、鳥や自然の素晴らしさなどが伝わってくる一冊です。

下坂玉起[シモサカタマキ]
著・文・その他

内容説明

掃き清めるだけじゃない!?羽箒(はぼうき)を通して発見した茶の湯の歴史と茶人の美意識、鳥たちの魅力を紹介します。

目次

1章 羽箒にひかれて
2章 茶の湯の羽箒
3章 茶人と羽箒
4章 羽箒を結う
5章 羽箒を使う
6章 羽箒の羽とその鳥たち
7章 羽箒から見える日本人と鳥の関係史

著者等紹介

下坂玉起[シモサカタマキ]
羽箒研究家、イラストレーター(ののたんぽぽ、野々玉起)。茶名宗玉。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒。早稲田大学漫画研究会出身。日本野鳥の会元探鳥会リーダー。茶の湯文化学会、日本鳥学会、生き物文化誌学会、日本野鳥の会、日本自然保護協会など各会員。博物館など展示企画解説や各種講演会の講師も多数つとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

10
茶の湯とバードウオッチングとの出会いが、奇跡を生む。茶道具のひとつ『羽箒』について、後世に伝えるべき貴重な情報の数々。前代未聞の年代測定、羽根の同定、宗家へのインタビューetc.…。茶の湯の真髄に迫る永久保存版の傑作、ここにあり。特に、羽箒を自作したい茶人、必見です!2019/02/10

Ribes triste

9
茶道は全くしたことがないのですが、非常に面白かったです。貴重な羽箒の数々が出てきます。レアな鳥の羽根になれば価値が上がるのですが、3枚の同型の(つまりは翼の同じ位置の)風切羽根を使って作るので、3羽同じ鳥を探してくるか、飼育した鳥の羽根が3回抜け替わるのを待つしかないという…。羽箒を作った人の苦労もしのばれるのでした。2019/05/18

色々甚平

4
茶道に使われる羽箒に注目し歴史的、文化的、鳥類学的な視点で述べられている。こっちでも鳥たちがみんな絶滅危惧種だらけになってるんだなぁとしみじみしてしまう。羽箒職人へのインタビューや千利休ではもう使っていたとか、武家が教科書代わり使っていた本があったなど全く知らないことだらけだった。茶人の人物画にも羽箒を持っているものがあって全員違うものを手にしているのも新発見。2020/02/08

セイコリーノ またの名を「本の海賊」

1
画期的な本で、素晴らしいです。私もお茶を習い始め、かつて日本野鳥の会に所属していました。いろいろ種類があるのに、あんまり皆が気にしないなんて。また、羽箒の作り手の側の方についても、まったく知りませんでしたので、読んで大変勉強になりました。2019/02/20

Kuliyama

1
今までにない本です。羽箒とその鳥について大変詳しく書かれていて、興味津々で拝読しました。勉強させていただきました。2018/10/29

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