出版社内容情報
鴨川はなぜ美しい? 京都人には当たり前でも、観光客から見ると不思議な街・京都。不動産鑑定士が京都の不思議を読み解きます。〈京都ってなんかヘン!? 不動産鑑定士の視点から紐解く京都の不思議〉
〈観光客が感じた京都の「違和感」、たっぷりご紹介します!〉
東京在住の不動産鑑定士でもある著者が、京都を度々おとずれるなかで感じた素朴な疑問をあきらかにした謎解き読本。不動産鑑定士という独自の視点から、地図や図版・イラストを用いて京都の地理や街の特徴を分析し、祇園祭や花街などの文化を歴史から紐解いたり、日常的な京都の風景を地勢から読み解きます。京都に行ったことがない人から京都好きな人まで楽しく読める、観光客しか感じない京都の不思議な当たり前がわかる一書です。
杉本幸雄[スギモトユキオ]
著・文・その他
内容説明
平安の昔より歴史を紡ぐ古都・京都には、ヨソ者にしかわからない不思議がたくさん。東京在住の不動産鑑定士が、実際に感じた京都の「違和感」を徹底解明します。いつもの京都が少し違って見えるかもしれません。
目次
第1章 鴨川・祇園・河原町周辺(鴨川べりに並ぶカップルの間隔はどのくらい;納涼床の下には別の川が流れている ほか)
第2章 京都の寺と町(観光寺院はひとにぎり ほとんどは普通の寺;観光寺院の宗派には偏りがある ほか)
第3章 祇園祭(山鉾巡行は祭の露払いにすぎない;八坂神社の祭なのに露店が四条烏丸西に出るのはなぜ ほか)
第4章 近代の京都(「哲学の道」沿いの川は流れ方が逆である;水力発電がなければ東山は工業地帯になっていた ほか)
第5章 京都の日常(京都の区名はややこしい;「食わず嫌い」の京都タワー ほか)
著者等紹介
杉本幸雄[スギモトユキオ]
1949年生まれ。不動産鑑定士。東北大学文学部卒業。1978年に不動産鑑定事務所開業、2003年に事務所を譲り54才でリタイア。リタイア後2年半は海外を中心に旅行、その後は不動産実務書を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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