出版社内容情報
茶道をこよなく愛する社会心理学の第一人者が、科学に基づいた心理学的視点で茶道を分析します。〈科学的な心理学の眼で茶道を分析〉
〈茶の湯は現代人への心理的療法〉
『心理学の茶道発見』が新書として再登場。気鋭の心理学者である著者が、「癒し」や「情動」「自他」「普遍」「練達」「成熟」などのテーマを切り口にして心理学的視点で茶道を分析する一冊です。また、初版刊行以降の社会心理学の研究成果を踏まえると共に著者の茶の湯の深まりを反映した加筆・訂正をほどこしています。
岡本浩一[オカモトコウイチ]
著・文・その他
内容説明
第一線の心理学者であり、茶人でもある著者が、茶の湯を「癒し」「情動」「自他」「普遍」「練達」「成熟」の6つの視点から解析。
目次
第1章 「癒し」の発見
第2章 「情動」の発見
第3章 「自他」の発見
第4章 「普遍」の発見
第5章 「練達」の発見
第6章 「成熟」の発見
著者等紹介
岡本浩一[オカモトコウイチ]
社会心理学者。昭和30年、大阪府生まれ。東洋英和女学院大学人間科学部教授。平成2年、東京大学から社会学博士の学位を授与される。我が国のリスク心理学研究、社会技術研究を拓いた。オレゴン大学心理学科フルブライト客員助教授、国際政治心理学会理事、カーネギーメロン大学大学院博士学位審査委員などを兼務した。原子力安全委員会専門委員、内閣府原子力委員会専門委員、日本相撲協会ガバナンスの整備に関する独立委員会委員、九州電力第三者委員会委員などの要職の兼務も多く、安全政策、コンプライアンス政策では第一人者のひとり。裏千家茶道を修め、茶名・宗心。裏千家淡交会巡回講師、裏千家学園茶道専門学校理事。茶の湯文化学会会員。平成27年、第13回茶道文化貢献賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たかこ
天婦羅★三杯酢