出版社内容情報
普段の稽古の予習復習に、茶席に招かれたときに確認できる一冊として、活用して頂ける実用書です。〈実用シリーズの続編。茶の湯における客の所作に特化した実用書です。稽古に行く前におさらいをしてみましょう〉
〈2巻は点前を中心に客の所作を紹介。茶の湯の初心者から、長く稽古をされている方まで予習、復習に活用して頂けます〉
実用シリーズの続編。内容は、客の所作に特化し「客の基本的な所作と立ち居振る舞い」と、「小習事や茶箱点前での客の所作」を紹介、解説していく2巻組の本です。2巻は風炉・炉の炭手前、小習事は十六ヶ条を前八ヶ条、後八ヶ条にわけて紹介します。
茶事などでよく行われる続き薄茶やまた、茶箱での客の所作も収録。1巻は茶の湯の経験がない方から初心者、長く稽古を続けている方のおさらいとして確認できるような内容でしたが、2巻は少し稽古の経験を積まれた方に向けた内容です。
淡交社編集局[タンコウシャヘンシュウキョク]
編集
飯島宗照[イイジマソウショウ]
著・文・その他/監修
目次
客の所作の基本をおさらい(躙って席入り、退出する;茶碗、拝見の道具を取りにでる;お茶の頂き方;基本的な所作に慣れてきたら心掛けたいこと)
炭手前(炭手前について;心掛けたいこと;風炉 初炭手前;風炉 後炭手前;炉 初炭手前;炉 後炭手前)
小習事、続き薄茶(心掛けたいこと;前八ヶ条;客の人数が多い場合の縁高のあつかい方;後八ヶ条;続き薄茶)
茶箱点前(茶箱点前について;所作の共通点を覚えておきましょう)
著者等紹介
飯島宗照[イイジマソウショウ]
茶道家。茶室建築家。芸術学博士。1958年(昭和33年)群馬県生まれ。宝塚造形芸術大学(現宝塚大学)大学院造形研究科博士課程修了。裏千家学園茶道専門学校卒業。平成元年、一般財団法人今日庵に入庵し、裏千家家元の重要文化財建造物保存及び茶道資料館学芸部の仕事に従事。現在、宝塚大学、京都学園大学、裏千家学園茶道専門学校の講師、茶の湯文化学会理事などを務める。また仁和寺遼廓亭・飛涛亭、西翁院・澱看席など重要文化財茶室での茶会を催し、文化財と茶の湯の普及に力を注ぐ。茶名は宗照で名前は照仁。三心会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。