舞うひと―草刈民代×古典芸能のトップランナーたち

個数:

舞うひと―草刈民代×古典芸能のトップランナーたち

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 07時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784473041944
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0076

出版社内容情報

「踊ることは生きることですよね」 草刈民代さんと伝統芸能の第一人者の対談集。舞踊に生きる者同士だから語れる、身体表現のこと。〈藤間勘十郎(日本舞踊)、観世清和(能)、尾上菊之助(歌舞伎)、市川猿之助(歌舞伎)、野村萬斎(狂言)……伝統芸能の第一人者12人と語る、舞踊の身体論〉
〈バレエと古典芸能がクロスする。プロフェッショナルな表現談義〉

バレリーナとして活躍し、現在は女優として活動の場を広げている草刈民代さんが、日本舞踊や能狂言、歌舞伎など、古典芸能の第一人者の方々と語った対談集。西洋と日本の違いはあれど、同じ“身体”が表現の武器。一つひとつの筋肉にいたるまで身体と向き合ってきた草刈さんだからこそ聞けた、身体表現の極意や本音、そして伝統を現代につなぐ者としての矜持。舞い姿の写真も多数盛り込み、日本の身体芸術の「美」に迫ります。

草刈民代[クサカリタミヨ]
著・文・その他

浅井佳代子[アサイカヨコ]
写真

目次

日本舞踊 宗家藤間流八世 藤間勘十郎さん
能楽 二十六世観世宗家 観世清和さん
日本舞踊 三代目 花柳寿楽さん
琉球舞踊 重踊流二世宗家 志田真木さん
歌舞伎 五代目 尾上菊之助さん
文楽人形遣い 三代 桐竹勘十郎さん
能楽 二代 梅若玄祥さん
雅楽 宮内庁楽部楽長 多忠輝さん
日本舞踊 京舞井上流五世家元 井上八千代さん
狂言 野村萬斎さん
歌舞伎 四代目市川猿之助さん
舞踏 麿赤児さん

著者等紹介

草刈民代[クサカリタミヨ]
東京都生まれ。八歳からバレエを始め、十六歳で牧阿佐美バレヱ団に入団。同団プリマバレリーナとして活躍する一方、国内外で幅広く客演。1996年には映画『Shall weダンス?』(周防正行監督)に主演し、数々の賞を受賞。2009年の公演をもってバレエから引退し、現在は女優として新たな表現の場を開拓している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

30
舞う、というただ一点のみの対話集。何かを極めた方々の美しさと潔さを感じます。おもしろいのは、古典の方ほど革新的で、新興の方ほど古典的。ただ、両者、肉体と精神のどちらのバランスも欠くことなく、鍛練を極める姿勢には感じ入ります。姿勢が伸びた一冊でした。2017/11/24

ひとひら

6
★★★★ 舞うための美しい身体と精神を持ったトップランナーたち。聞き手も同様に美しい草刈民代。知らない世界を垣間見ることができた。それぞれを楽しむときに参考になり、勉強にもなる。踊っている写真は静止画でも動きを感じる。息をのむ。毎回お相手に合わせているであろう装いの草刈さんも素敵。異世界の私からしたら、もう少しプライベートな話も聞きたいと思ったりするくらい純粋に踊りの話。2017/10/22

rinrinkimkim

2
草刈さんと菊之助さんの対談が読みたくて・・・そりゃもちろんうっとりと写真見ながらねぇ。あと雅楽の方との対談が面白かった。「つつがなく」美しい日本語ですねぇ。井上八千代さまとも対談なさっていて期待以上にステキな1冊です。日本芸能を違った切り口で読ませてるんですね。踊るがキーワードです。草刈さんが対談相手の方をお尋ねになりお稽古場で写真撮影してるんですけど足袋が!足袋を履いたおみ足が美しい2017/12/14

絶間之助

1
古典芸能好きの私にとって、とても面白かった。「舞う人」達はそれぞれの世界を持っていて人により、心構えが違うのですね。最古の芸能である舞楽の多は「喜怒哀楽を出さない」「つつがなく伝える」と言われてきた。能でも観世清和は「エンターテイメントを目的としていない」と言い、梅若玄祥は「幽玄とエンターテイメントの両方があるから続いてきた」と言う。歌舞伎では菊之助は「江戸時代の歌舞伎をどれだけ表現できるかが目標」と言い、猿之助は「時代が変わるから、歌舞伎は新鮮でないと」という。ダイバーシティの極みでありました。2018/02/22

筋書屋虫六

1
雑誌「なごみ」で連載された対談が単行本に。各分量は少なめですが(実際はもっと合ったのかもと想像)どの対談も良くまとまっていて面白かった。バレリーナという立ち位置から日本の「舞う」伝統芸能に切り込む草刈民代と言う聞き手の感度や理解の深さが感じられた。日本文化が相対化されたこともあるけれど、小さい頃から成長過程を身体を作り技を磨くことに費やして来た経験を共有してこそのやり取りだった。萬斎との声をめぐる話、猿之助の「ワンピース」における洋舞への翻訳の話、麿赤兒とも!そして、写真がきれい…さすがは淡交社…。2017/12/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12169225
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。