出版社内容情報
古今の茶会記を通して、茶の湯の歴史・茶道具・茶席の趣向を楽しく学びます。3号では茶会記の書式について、歴史を追って紹介します〈茶会の記録「茶会記」は茶の湯を深めるヒントの宝庫〉〈初心の方からベテランの方まで楽しめるシリーズです〉
2017年の淡交テキスト『茶会記に親しむ』は、茶会の記録・台本である「茶会記」にさまざまな角度から迫り、茶の湯をさらに楽しむためのヒントを探ります。今月の《茶会記の基礎知識》では、「道具の拝見」「炉、風炉と茶会記」の二テーマについてわかりやすく解説。《古会記を読んでみよう》では、『天王寺屋会記』から天王寺屋・津田宗及の茶会記を取り上げます。《茶会記と楽しむ茶席の趣向》では充実の写真に茶会記解説を添え、三月の茶席(薄茶)を誌上で体験します。担当は淡交会奈良支部・?田宗邦氏です。そのほか、各界の著名人による茶会記にまつわるエッセイ《茶会記に想う》や、茶会記によく出ることば「共箱・内箱・外箱」の解説頁、茶道具「茶入」の基礎知識を養う頁も設け、初心の方からベテランの方まで楽しめる一冊をお届けします。
神津朝夫[コウズアサオ]
?田宗邦[]
淡交社編集局[タンコウシャヘンシュウキョク]
目次
茶会記の基礎知識3
茶会記と楽しむ 茶席の趣向
茶会記によく出ることば3
茶会記に想う
古会記を読んでみよう3
この茶道具、何と書く?
茶入