出版社内容情報
日常的に広くあたり前のように使われている「のし袋」に関する疑問や約束事について、わかりやすく解説。〈日本人のこだわり──「のし袋」〉
〈「のし袋」の「のし」って何だろう?〉
日本人は冠婚葬祭に臨むにあたって、必ず「のし袋」に現金を包んで持参します。また、この袋を使うにあたっては、さまざまな約束事もあります。この独特な日本の文化「のし袋」の「のし」とはいったい何なのか。そして、この日常的に広くあたり前のように使われている「のし袋」に込められた意味や由来、海外との比較など、「のし袋」に関する疑問や約束事について、わかりやすく解説します。
齋藤和胡[サイトウカズコ]
「和礼風韻の会」主宰
内容説明
日本人は冠婚葬祭の際には、必ず「のし袋」に現金を包んで持参します。この「のし袋」の「熨斗」とは、いったい何なのか?「のし袋」に関する疑問や約束事について、わかりやすく解説していきます。
目次
第1章 日本人の祝い方
第2章 黄色い紙になった鮑
第3章 伸した鮑を小さな紙に包んで
第4章 清浄の象徴・白い和紙
第5章 包んでこそ贈り物となる
第6章 色には秘めた力がある
第7章 ただの紐ではない水引
第8章 作法を知った贈り方
著者等紹介
齋藤和胡[サイトウカズコ]
1949年、東京生まれ。イラストレーターとして、新宿高野・ロレアルなどの企業広告デザインに従事。アメリカのクリオ広告賞、「源氏香図・姫君達の色」家庭画報大賞。日舞藤間流、箏曲山田流、茶道裏千家、生花池坊、フラワーデザインなどの研鑽を重ねる。小笠原流礼法師範。現在、各カルチャースクール、ホテルイベントなどにおいて折形普及に従事。「和礼文化塾」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。