出版社内容情報
ご存知ですか。日本人はいつから、どんなお茶を飲んでいたか、を。〈新進気鋭の筆者による ?新しい?「茶道教養講座」全16巻。第1回配本〉
茶道のベースとなる「抹茶」や「煎茶」。中国からチャという植物と、それを飲む方法が渡来し、日本で茶の生産が始まり、茶を飲む文化が「茶の湯」や「煎茶道」として形づくられていく過程を、最新の研究成果をふまえて、ていねいにたどります。
橋本素子[ハシモトモトコ]
内容説明
中国から茶と喫茶文化が渡来し日本で茶の生産が始まり、茶を飲む文化が形づくられていく過程を最新の研究成果をもってていねいにたどります。
目次
第1章 平安時代―第一の伝来・唐風喫茶文化と煎茶法
第2章 鎌倉時代―第二の伝来・宋風喫茶文化と点茶法
第3章 室町時代―茶の生産の広がりと一般化
第4章 戦国時代~安土桃山時代―第一の改革・覆下栽培による抹茶の登場
第5章 江戸時代―その1トップブランド宇治茶
第6章 江戸時代―その2揉み茶の伝来と展開
第7章 近・現代―海外市場へ
著者等紹介
橋本素子[ハシモトモトコ]
梅花女子大学非常勤講師。1965年生。奈良女子大学大学院文学研究科修了。専門は日本中世史。主に喫茶文化史。京都府茶業会議所学識経験理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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