出版社内容情報
日本で発展してきた鉄製の釜を中心に、中国伝来の古銅の花入など、茶道具のなかの金工品の数々を見ていきます。〈見過ごされがちな茶席の主、「茶の湯釜」を徹底解剖〉
〈新進気鋭の筆者による?新しい? 茶道教養講座全16巻。第七回配本〉
今回のテーマは、「釜と金工品」。いまや茶会を持つことを「懸釜」と表現するほど茶の湯の中心となった釜。しかし、その鑑賞のポイント・適切な扱い方・つくり方・起源・歴史となると、意外と知らないことが多いもの。本書では、「芦屋釜の里」学芸員の筆者が、釜のあらゆる側面から体系的に、わかりやすく説明。そのほか、中国伝来の古銅の花入など、茶道具のなかの金工品の数々について言及します。
新郷英弘[シンゴウヒデヒロ]
著・文・その他
内容説明
茶席の主でありながら、意外と知られていない釜。本書では、「芦屋釜の里」学芸員の筆者が、釜の鑑賞のポイント・適切な扱い方・つくり方・起源・歴史などを体系的にわかりやすく説明。そのほか花入や水指など、茶道具のなかの金工品の数々についても解説します。
目次
第1章 釜の基礎知識
第2章 釜のはじまり
第3章 室町時代以前の釜
第4章 桃山時代から江戸時代の釜
第5章 釜の評価と見どころ
第6章 茶の湯の金工
著者等紹介
新郷英弘[シンゴウヒデヒロ]
1976年、佐賀県生まれ。2001年より芦屋釜の里学芸員(芦屋町教育委員会所管)として勤務。2004年、西南学院大学大学院博士後期課程修了。博士(国際文化)。九州産業大学非常勤講師。専門は考古学、主に釜や梵鐘などの鋳造技術を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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