淡交新書<br> 僕らの歌舞伎―先取り!新・花形世代15人に聞く

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淡交新書
僕らの歌舞伎―先取り!新・花形世代15人に聞く

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  • サイズ B40判/ページ数 303p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784473041197
  • NDC分類 774.28
  • Cコード C0076

出版社内容情報

若手歌舞伎俳優、総勢15名の芸と人を伝えるインタビュー集。伝統芸能解説者の葛西聖司さんが各々の芸に懸ける思いを聞き出します。伝統芸能の魅力を次世代につなげる新書シリーズ企画。主に現在30歳前後までの若手歌舞伎役者総勢15名に、芸と役、家、将来についてなどを聞いたインタビュー集です(松也・梅枝・歌昇・萬太郎・巳之助・壱太郎・新悟・右近・廣太郎・種之助・米吉・廣松・隼人・児太郎・橋之助〈年齢順、敬称略〉)。聞き役は元NHKアナウンサーで、伝統芸能をわかりやすく伝える活動を続ける葛西聖司さん。歌舞伎界の将来を担う役者たちの、現在の立ち位置を記録した資料としても有用な書です。カラー口絵では各役者の舞台写真も掲載。

葛西聖司[カサイセイジ]
アナウンサー・古典芸能解説者

内容説明

30年後も、読み返したい。旬を迎える俳優たちの「今」が詰まった対談集。元NHKアナウンサー、古典芸能解説者の著者が聞き出す、各々の芸に懸ける思い。

目次

尾上松也―「十年の歳月」を乗り越えて
中村梅枝―古風な色香の女形
中村歌昇―播磨屋ひとすじの昇り龍
中村萬太郎―着実に階段を上がる若武者
坂東巳之助―古典の力で現代を生きる
中村壱太郎―プリンス&プリンセス・カズ
坂東新悟―背を伸ばし、さらに高みへ
尾上右近―血が騒ぐ好漢
大谷廣太郎―曾祖父を目指す明石屋の担い手
中村種之助―「初一念」を心に秘めて
中村米吉―素顔はおきゃんな姫君
大谷廣松―歌舞伎の大きな流れに生きる
中村隼人―ハヤブサ万華鏡
中村児太郎―ひたむきに女形の本道を
中村橋之助―国生から橋之助へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

122
新春歌舞伎を観劇した後に読めるように大好きな読友さんが渡してくれた本。感動が原動力となり読み耽った。あの舞台にいた誰が何を語るか知りたかった。若手15人の経歴も分かりやすく説明してくれているあたりは流石に葛西さんだ。苦労は人を育てると思った。実質座長の松也⤴︎︎︎︎︎の父を亡くしてからの右往左往の努力、巳之助の意思には感心した。素直に芸に精進する壱太郎や隼人のインタビューには、舞台での彼らの演技に通じるものを感じる。彼らの言葉に出てくる仁左衛門と吉右衛門の大御所としての責任感もみえてきた。2019/01/19

ケイ

95
昨年一月、新春歌舞伎の後に読んだ時は、歌舞伎についての知識もあさかった。その後の一年間、歌舞伎を勉強し、色々な演目をみた後だと印象が変わる。葛西さんのインタビュー、適格で厳しいなあ。梅枝と萬太郎兄弟、従兄弟の隼人、種之助、そして新吾、巳之助の語ることに改めて興味を持った。菊之助・幸四郎・海老蔵世代の前が、勘三郎や三津五郎の早すぎる死で歌舞伎の未来は?と心配されたが、その危機感がその上の世代 仁左衛門・吉右衛門・菊五郎から孫に近い世代への指導をうみ、それが結果となって出てきているのだろうか。2020/01/04

あまね

4
松也から4代目橋之助までの、20代を中心にした次世代の新芽たち15人のインタビュー集。成駒屋が好きなので、児太郎や橋之助の家同士の話とか面白かった。昨年、念願の新春浅草歌舞伎を見ることができ、そのメンバーも多数登場したので、これからの成長を見守るのが楽しみ。仁左衛門、吉右衛門、玉三郎などから教えを乞う話も興味深い。児太郎が玉三郎から「阿古屋」を教わってるですと⁉️ それはぜひ見たい‼️ 隼人もこんなにテレビに出る前から目をつけてたのだが…。彼らが本当の花形になる頃、歌舞伎はどうなってるかな。2017/07/11

きみー

4
海老蔵、染五郎、猿之助などなど今をときめく花形世代の次、20代を中心にこれからの活躍が期待される15人の役者さんのインタビュー集です。これだけたくさんの同世代かいる、ということがすでに財産でありつつも、互いを好敵手として良い成長をしてもらいたいと、ただ側から応援する身としては思う次第です。巳之助さんのネット批評への対応の仕方や、皆さんの歌舞伎以外の活躍などを通して、今の時代でどう歌舞伎を継承し、発展させていくのか楽しみですね。2016/11/01

絶間之助

3
昭和60年生の松也から、平成7年生の橋之助まで。若き役者15人を元NHKアナウンサーの葛西氏がインタビューする。本として記録に残るためか、若手は改まった感じになってしまって、どの子も一生懸命、真面目に取り組んでいます、と言う内容に終始していました。役者を続けるのかどうか、歌舞伎はこのままで良いのか、葛藤はあまり感じられません。面白かったのは、吉右衛門、玉三郎、三津五郎、すぐ上の猿之助、染五郎、菊之助もよく教えているみたいです。また阿弖流為、串田和美などの新作は、若手に良い刺激になっているようですね。2017/06/06

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