淡交新書<br> 文楽の男―初世吉田玉男の世界

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淡交新書
文楽の男―初世吉田玉男の世界

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  • サイズ B40判/ページ数 255p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784473041173
  • NDC分類 777.1
  • Cコード C0074

出版社内容情報

やわらかな大阪弁で語られる先代玉男氏の芸への思いや来し方など、文楽ファンにはたまらない魅力あふれる貴重な話が満載。山川静夫氏と吉田玉男氏との対談のなかでつむぎだされた珠玉の芸談。ゆったりとやわらかな大阪弁で語られる芸への思いや来し方など、文楽ファンにはたまらない魅力あふれる貴重な話が満載です。また山川氏による文楽への愛にあふれた玉男評や舞台解説も魅力。臨場感あふれる写真とともに、品格ある舞台がよみがえります。

初世・吉田玉男[ショセイヨシダタマオ]

山川静夫[ヤマカワシズオ]

青木信二[アオキシンジ]

内容説明

人形遣いの至宝、初世吉田玉男の芸の魅力にせまる。

目次

徳兵衛(曾根崎心中)
忠兵衛(冥途の飛脚)
治兵衛(心中天網島)
半兵衛(心中宵庚申)
松王丸と菅丞相(菅原伝授手習鑑)
権太と知盛(義経千本桜)
由良助(仮名手本忠臣蔵)
久我之助(妹背山婦女庭訓)
閑話休題
樋口次郎(ひらかな盛衰記)
実盛(源平布引滝)
熊谷次郎(一谷〓(ふたば)嫩軍記)
光秀(絵本太功記)
政右衛門と十兵衛(伊賀越道中双六)
俊寛(平家女護島)
良弁(良弁杉由来)
団七と義平次(夏祭浪花鑑)
沢市(壷坂霊験記)
与次郎(近頃河原の達引)

著者等紹介

吉田玉男[ヨシダタマオ]
大正8年大阪市生まれ。本名上田末一。昭和8年文楽人形遣い・吉田玉次郎に入門、玉男と名乗る。以来、戦争中の応徴・応召による中断をのぞいて、舞台に立ちつづけ、人形遣いの最高峰として活躍した。平成8年には『曾根崎心中』の徳兵衛役上演千回を達成。昭和52年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定、平成12年、文化功労者として顕影される。平成18年9月24日逝去(享年87歳)

山川静夫[ヤマカワシズオ]
昭和8年静岡市生まれ。昭和31年、アナウンサーとしてNHKに入局。NHK特別主幹を経て平成6年よりフリー。現在は、エッセイストとして執筆・講演活動など多岐にわたって活躍中。『名手名言』で平成2年度の日本エッセイストクラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ふむ2024/03/24

ひさしぶり

3
おじいさんのお伴で観るようになったニワカ。本の半分しか観てない。玉男さんの女(ムスメは簑助さんやなぁ)も動きが少なくても存在感があって良かったと記憶してる。玉男さん亡くなってから足が遠くなってしまったけど勘十郎さんもいてはるのでボチボチ行きたくなった。下駄7種類とか知らなんだ。哀しいことに三味線の良さが分からない (´••)シュン…2019/04/07

qoop

3
玉男に聞く芸談。文楽に関しては初心者のまま来てしまったので、氏の語る内容の深さは到底理解できないものの、そんな自分にも興味深い挿話多々。自身の個性の育て方、客に教えられる芸のディテール、演出の変遷いろいろ、黒衣から出遣いへと変わった経緯などなど、間を空けて読み返したい一冊。「今でも毎日やっている動きとちがうことを急にすることがある。足遣いが油断しているかどうかを調べるためにね。千秋楽にはバーっとちがうことをやって左や足遣いを試すこともある。僕も試されてきたよってね」p1112016/08/20

はちがみっつ

2
初代玉男の芸談。やわらかい関西弁そのまま収録してくれて、お人柄が分かる。戦後の人形遣いさんの工夫がそのまま形になってるのもあるらしい。悪役やるの楽しいってさっぱり言い切るところも男らしい。現玉男さんの話もちらちら。9月の東京公演まで、さらに何冊か文楽について読むぞ!2017/07/13

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