淡交新書<br> 文楽の女―吉田簑助の世界

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淡交新書
文楽の女―吉田簑助の世界

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  • サイズ B40判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784473041166
  • NDC分類 777.1
  • Cコード C0074

出版社内容情報

吉田簑助氏の芸の魅力と、文楽の女たちの思いや、舞台のありようなど、五十年来の友人・山川静夫氏が余すところなく描きだします。〈愛に生き、恋に生きた文楽の女たちを遣う第一人者・吉田簑助の世界〉
〈ひたすら耐える薄幸の女郎から極道の妻まで、多彩な女たちをめぐる芸談集〉

ただひたすらに耐える女、どこまでも男運の悪い女、思い切ったら強い女……、文楽には個性的な女性があふれています。吉田簑助氏の芸の魅力と、文楽の女たちの思いや、舞台でのありようなど、五十年来の友人である山川静夫氏が余すところなく描きだします。舞台を生き生きと写した図版も秀逸。文楽の女の魅力にあふれた一冊です。

吉田簑助[ヨシダミノスケ]

山川静夫[ヤマカワシズオ]

青木信二[アオキシンジ]

内容説明

男の身勝手や義理に翻弄される、美しくて、愛しくて、そして哀れな文楽の女たち。

目次

梅川(冥途の飛脚)
おかる(仮名手本忠臣蔵)
お吉(女殺油地獄)
小春(心中天網島)
お駒(恋娘昔八丈)
静御前とお里(義経千本桜)
お園(艶容女舞衣)「酒屋」
対談 お園と人形遣い
人形細工師 大江巳之助さん
お染(染模様妹背門松)「蔵前」
お辰(夏祭浪花鑑)
お谷(伊賀越道中双六)「岡崎」
お千代(心中宵庚申)「上田村」
お初(曾根崎心中)
お半(桂川連理柵)
政岡(加羅先代萩)
操(絵本太功記)「尼ヶ崎」
おみつとお染(新版歌祭文)「野崎村」
深雪(生写朝顔話)
お三輪(妹背山婦女庭訓)
八重垣姫(本朝廿四孝)「十種香」
夕霧(夕霧阿波鳴渡)

著者等紹介

吉田簑助[ヨシダミノスケ]
昭和8年(1933)、文楽人形遣い・桐竹紋太郎の息として生まれる。昭和15年(1940)、吉田文五郎に入門、同17年紋二郎と命名、同23年桐竹紋十郎門下となる。昭和36年(1961)三世吉田簑助を襲名。当代随一の女形人形遣いとして活躍。平成6年(1994)、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。同8年紫綬褒章、同9年芸術院賞、同21年文化功労者として顕彰。同24年芸術院会員

山川静夫[ヤマカワシズオ]
昭和8年(1933)静岡市生まれ。昭和31年(1956)、アナウンサーとしてNHKに入局。NHK特別主幹を経て平成6年(1994)よりフリー。現在は、エッセイストとして執筆・講演活動など多岐にわたって活躍中。『名手名言』で平成2年度の日本エッセイストクラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

qoop

4
山川氏の解説を簑助師の言葉が補完するという構成は、女方にみる芸の繊細さ・大胆さを巧く伝える。客席には伝わらなくてもディテールに凝ることで人形に命を吹き込み、人形を人間以上に人間らしくみせるデフォルメを工夫する。文楽を観る際の感激が、どういう創意に裏打ちされているのか少しだけでも理解できた気がする。気持ちを新たに舞台を観たくなる一冊だった。「文楽という芸能は時代とともに動いていて、どんどん変化しています。だから昔の「かしら」では今の時代に合わない」p96、簑助師の言。2016/08/21

はちがみっつ

2
山川静夫さんとの共著の新装版。文楽に出てくる女役の演者ならではの解釈。どれもこれも色々面白そうな話で、観たことのある演目でも、気付かない点が出てきたりして、また文楽を観にいくのが楽しみになった。2017/06/28

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