米朝置土産 一芸一談

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米朝置土産 一芸一談

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473040794
  • NDC分類 770.4
  • Cコード C0076

出版社内容情報

桂米朝のさまざまな芸に対する深い知識に基づいた聞き手芸が、日本の昭和の芸界の貴重な遺産を拾い出す。

〈桂米朝の引き出す話術が炸裂! 貴重な昭和の芸界の財産がたっぷり〉
〈話芸だけでなかった、多彩な知識がひもといた聞き手芸が集約〉

2015年3月19日に亡くなった人間国宝の落語家・桂米朝。落語での実績だけではなく、ラジオやテレビでその話芸、インタビュアーとしての実力を発揮し、年長の芸人・各界の著名人から話を聞き出すテクニックは秀逸でした。1991年に出版された『一芸一談』は、「ここだけの話」という朝日放送のラジオ番組の内容を活字にしたもので、聞き出すネタとなる芸に対する知識の深く「聞き手芸」が冴え渡る対談集。続編となる本書の収録予定対談者は、朝比奈隆(指揮者)、小沢昭一(俳優、タレント)、菊原初子(地歌箏曲演奏家)、小松左京(作家)、阪口純久(南地大和屋四代目)、茂山千之丞(大蔵流狂言師)、島倉千代子(歌手)、高田好胤(薬師寺管長)、橘右近(落語家、橘流寄席文字家元、書家)、立川談志(落語家)、夢路いとし・喜味こいし(漫才師)、吉村雄輝(上方舞吉村流四世家元)。

【著者紹介】
落語家

内容説明

落語界の至宝が、その円熟期に多士済々の面々と渡り合った人気対談番組(朝日放送ラジオ「ここだけの話」)を載録。知的にして軽妙洒脱、桂米朝、もう一つの名人芸!

目次

夢路いとし・喜味こいし(漫才師/一九八九年四月二日OA)
菊原初子(地歌箏曲演奏家/一九八九年四月一六日OA)
朝比奈隆(指揮者/一九八九年五月七日OA)
吉村雄輝(上方舞吉村流四世家元/一九八九年六月一一日OA)
小松左京(作家/一九八九年七月二三日、九月一〇日OA)
島倉千代子(歌手/一九八九年一二月三日OA)
小沢昭一(俳優、タレント/一九九〇年一月一七日OA)
橘右近(落語家、橘流寄席文字家元、書家/一九九〇年一月一四日、二一日OA)
高田好胤(薬師寺管長/一九九〇年二月四日OA)
阪口純久(南地大和屋四代目/一九九〇年二月二五日、三月四日OA)
立川談志(落語家/一九九〇年七月一五日OA)
茂山千之丞(大蔵流狂言師/一九九〇年九月九、一六日OA)

著者等紹介

桂米團治[カツラヨネダンジ]
五代目。本名・中川明。1958年大阪に生まれ兵庫県尼崎市で育つ。関西学院大学卒業。大学卒業と同時に、父・桂米朝に入門。桂小米朝を名乗る。2008年に桂米團治襲名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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ぐうぐう

14
生前に出た『一芸一談』の続編的内容の『米朝置土産 一芸一談』。朝日放送ラジオの対談番組『米朝のここだけの話』を載録した『一芸一談』に収めきれなかった回をフォローしている。当時の米朝師よりも年輩の名人達の逸話の披露は、その言葉の隅から隅までが貴重なものばかりだ。漫才師いとし・こいしの、終戦の日にも焼け残った天王寺会館で興行をしたというものすごいエピソードや、地歌の名人・菊原初子の、昔の言葉遣いに対する薀蓄など、相手が米朝だからこそ聞き出せた話がわんさかとある。(つづく)2016/07/02

遊々亭おさる

11
故桂米朝師匠が遺した芸談集。漫才のいとし・こいしさんとSF作家の小松左京さん目当てで図書館から借りました。YouTubeでいとこい先生の漫才を聞くと、ダウンタウンの松本さんの持論、「漫才とはチンピラの立ち話である」を思い出す。大阪人が二人寄れば漫才になるという格言のごとく、日常を少し誇張して語られる面白話にタレントと芸人の違いを見るような気がする。小松左京さんはお上嫌いの大阪人ならではの奇抜な発想が面白い。政府六分割民営論なんかは、短編小説として書いて欲しかったな。ディープな昭和の大阪が匂いたつ一冊。2016/05/18

makka

7
「一芸一談」の続編、死後に発行されたから「置土産」。粋(すい)ですわな。テレビや体制によって滅んでいった大衆芸に対する慈しみに満ちた対談集。いとし師が繁昌亭で「蠅」や「子守」芸を再現していたのを思い出す。滅びつつある文化はこうやって記録として残していかなあかんのですな〜。2016/07/18

父子雀

3
立川談志の飛躍した論理に平然と対峙してる懐の深さよ。 小松左京との若々しい頭脳の応酬。 吉村雄輝から上方伝統芸に関する貴重な証言をごく自然に引き出す…これも名人芸。 この方が聞き役なればこそ記録できた、数々のことば…置き土産。2023/08/19

Hatsumi Sakoda

3
古い大阪弁がいい味を出している対談の中、立川談志師匠がひとり異色なやりとりを繰り広げている。でも、そこから伝わってくるものは談志師匠の落語に対する真摯さを感じさせるもので嫌な後味はない。ラジオでの対談が元だがテープはまだ残っているそうなのでいつか全出演者の全文書き起こしを出して欲しい。(小佐田さん、よろしゅう!)2016/03/27

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