絵画史料が語る祇園祭―戦国期祇園祭礼の様相

個数:

絵画史料が語る祇園祭―戦国期祇園祭礼の様相

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月25日 13時01分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784473040374
  • NDC分類 386.162
  • Cコード C0021

出版社内容情報

大船鉾復興、後祭の再興で関心を集める祇園祭の歴史。現代の祇園祭の源流になる戦国時代の祇園祭の史料からその実態に迫る。

〈大船鉾復興、後祭の再興など、近年も変化し続ける祇園祭。時代の流れに適応しつつ継承される戦国時代の息吹〉

数多くある洛中洛外図屏風のうち現存最古といわれる「歴博甲本洛中洛外図屏風」(国立歴史民俗博物館蔵)、また国宝に指定されている「上杉本洛中洛外図屏風」(米沢市上杉博物館蔵)、また「日吉山王・祇園祭礼図屏風」(サントリー美術館蔵)の三点の屏風は、描かれている内容がとりわけ文献史料と重なる点が多い絵画史料です。本書は、その三点の絵画史料から祇園祭礼部分の拡大写真を大きく載せ、それを文献史料と照らし合わせて解説し、戦国時代の祇園祭の様相に迫ろうとするものです。

【著者紹介】
奈良大学教授

内容説明

「動く美術館」と称される京都・祇園祭の山鉾行事。その源流といえる戦国時代の姿に絵画史料と文献史料の両面から迫る。

目次

第1章 神輿渡御(史料のなかの神輿渡御;描かれた神輿渡御)
第2章 山鉾巡行(史料のなかの山鉾巡行;描かれた山鉾巡行)
第3章 祇園会の見物風景(史料のなかの見物風景;描かれた見物風景)

著者等紹介

河内将芳[カワウチマサヨシ]
1963年、大阪府生まれ。奈良大学文学部史学科教授。京都府立大学文学部文学科を卒業後、甲南高等学校・中学校教諭。その間に京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了、京都大学博士(人間・環境学)取得。京都造形芸術大学芸術学部歴史遺産学科准教授を経て、現職。日本中世史専攻。中世後期の都市社会史を中心に研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chang_ume

7
中世とりわけ戦国期の「祇園会」入門として、おそらく本書がまず一番と思う。『洛中洛外図屏風』(歴博甲本、上杉本)に加えて、あまり目にする機会のない『日吉山王祇園祭礼図屏風』[サントリー美術館蔵]の分析がうれしい。豊臣政権の京都改造前の御旅所(大政所、少将井)と祇園社間の神輿渡御、そして山鉾巡行に関して経路を復元しながら、室町将軍や天皇を含めた都市祭礼民の行動様式が解像度高く描かれる。三条西実隆が爆笑を語る「乗牛風流」が今は失われた要素として面白い。また戦国期の祇園会は冬季開催が多く、不安定なありかたも意外。2020/10/23

アメヲトコ

2
室町時代から戦国時代、現在の祇園祭の原型がつくられるまでの過程を追った一冊。図版が多く、わかりやすく解説されていますが、なぜか洛中洛外図暦博甲本の図の解像度がやたらと低いのが残念。絵画史料を表に出すからには、これは出版社に頑張って欲しかったところです。2016/01/08

kashi_ivy

0
まず、サントリー本の詳しい図版が紹介されているのは価値あり。同屏風が洛中洛外図屏風と匹敵するくらい、戦国京都の町並みを詳しく活写していることを認識した(下京だけだけど)。もちろん内容も面白い。河内先生の祇園祭関係本の中では、まずこれが入門書としておすすめだろう。2016/07/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9808659
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。