出版社内容情報
北大路魯山人の芸術を編年体でとらえた初めての本。約1000点余の作品・資料図版とともに、多彩な活動を一望します。
〈約1000点余の図版で一望する、魯山人の多彩な作風とその変遷〉
本書は陶芸・書画をはじめとして多彩な作品を生み出した北大路魯山人(1883 ?1959)の芸術活動を六期に分け、編年体でとらえた初めての本です。魯山人が福田大観と名乗っていた若い頃から、戦中戦後を経て晩年にいたり、どのような芸術を完成させていったのか、各時代の作品と論考によってその芸術活動の軌跡と作風の変遷を一望します。巻末には、星岡茶寮関連の写真や手紙など多くの資料を収録。著者は2008年、『知られざる魯山人』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した山田和氏。
内容説明
図版1,000余点収録。作品と資料で一望する多岐・多才な創作の軌跡。魯山人の芸術の変遷を編年体でとらえた初めての本。
目次
北大路魯山人の生涯
傑作選
初期から晩期へ、作品を一望する(美への覚醒と実現。ロサンニンからロサンジンへ;自立と苦難の時代;「夢境」、融通無碍の時代)
資料編(書簡・葉書;写真アルバム(少年時代から晩年まで)
星岡茶寮(東京・赤坂山王臺)
銀茶寮(東京・銀座四丁目) ほか)
著者等紹介
山田和[ヤマダカズ]
1946年、富山県生まれ。1997年『インドミニアチュール幻想』(平凡社)で講談社ノンフィクション賞、2008年『知られざる魯山人』(文藝春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。日本陶磁協会会員、日本文芸家協会会員、日本ペンクラブ会員、日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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