旅する茶箱―匣(はこ)筥(ハコ)匳(HAKO)

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  • サイズ B6判/ページ数 95p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473039903
  • NDC分類 791.5
  • Cコード C0076

出版社内容情報

煎茶や抹茶を気軽に楽しむための趣味の茶箱。古今東西の道具類とオリジナルの仕覆で組まれた36組を紹介。茶箱を持って旅に出よう。

〈煎茶や抹茶をもっと気軽に、もっと楽しく〉
〈古今東西の道具類とオリジナルの仕覆で組まれた36組の茶箱〉

煎茶や抹茶を気軽に楽しむ趣味の茶箱は、それぞれのセンスで道具を自由に組めるため、文人好みの趣味人や古物好きに根強い人気があります。京都でアンティーク漆器を扱う「うるわし屋」は、定期的に茶箱の展示会を開いており、古今東西の道具を取り混ぜた道具に、オリジナルの仕覆が添えられて好評を呼んでいます。それら道具類をビジュアルにまとめた『茶箱遊び』(2012年刊)の続編として、新たな茶箱36組とその道具を紹介します。

【著者紹介】
「うるわし屋」店主

目次

其の壱(憧れのキンマ茶箱を携えバガンに…;小さな小さな銀の茶瓶に雀舌を… ほか)
其の弐(闇蒔絵の棗を開けると金の松葉が敷き詰められています…;モール瓶掛、三つ脚が生き物のよう… ほか)
其の参(象牙色の茶碗に…;瓢箪を集めました… ほか)
其の四(お姫様気分で、花散る城趾で一服…;武蔵野茶箱を持って、大覚寺に… ほか)

著者等紹介

堀内明美[ホリウチアケミ]
奈良生まれ。1988年、奈良でアンティーク漆器「うるわし屋」を開業。91年に京都に移転、94年からは京都御苑の南、丸太町麩屋町東入ルの現在地に店を構える。漆器を中心に、陶磁器、銀器などの質の良い生活骨董を扱う。2009年より茶箱の企画展を不定期に行い、多くの愛好者から好評を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

僕素朴

2
京都「うるわし堂」のかたの本。うっとり半分、おいくら万円?の小市民感覚で眺める。上質な古いもの独特の輝き、取り合わせの妙。茶箱の形・大きさの制約の中でどう遊ぶか。若い人、男性、などと使い手をイメージして組むこともあるそう。蝙蝠がなぜ縁起柄なのかは、漢字が福につながるからなのね。明るい色の茶杓袋がアクセントになっているのは、着物コーディネートの帯締めみたいなものか。酒器と肴入れが入るものを見て、お弁当箱持ってピクニック行くのと地続きなのか!とぐっと身近に。仕覆などの布選びは、着物リメイク本を読んでいた→2019/05/27

pen

2
茶箱の一揃えが見開きで数々紹介されています。抹茶に留まらず、中国茶、煎茶など。仕覆の布地も道具に合わせて素敵に組み合わされていていい感じです。残念ながら私は茶箱の手前も出来ませんし、持ち歩いた事もないのですが、箱の中で道具同士がぶつかったりなつめの中で抹茶が凄い事になったりしないのか少し気になります。2015/03/21

どきん

0
いい仕事してますわ。2015/11/29

BebeCherie

0
Ah, I should get one of them,茶箱‼2015/06/16

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