出版社内容情報
「京都・宗祖の旅」シリーズ第7巻。波乱に富んだ日蓮の生涯に加えて、京都における日蓮宗の広まりにも言及します。
〈日蓮宗の宗祖・立正大師日蓮の生涯とその教え、日蓮有縁の寺院を紹介します〉〈「京都・宗祖の旅」シリーズ全7巻完結〉
日本仏教の祖師7人の生涯と教え、さらに京都を中心とした祖師所縁の寺院を紹介する「京都・宗祖の旅」シリーズ覆刻の第7巻。
日蓮宗を開いた立正大師日蓮(1222 ?82)は、下総天津小湊に生まれ、比叡山で修行の末、法華経の教えにたどり着きます。その激しい布教は、迫害と弾圧を招きました。本書では、波乱に富んだ日蓮の生涯に加え、没後に京都で広まった日蓮宗の姿まで描きます。また、京都における日蓮ゆかりの地、十六本山と呼ばれる日蓮宗系本山寺院なども紹介。
【著者紹介】
妙顕寺十乗院住職
内容説明
日蓮の帝都弘教の遣命で京都に弘まった法華経の教え。宗祖日蓮の門下によって興隆した京都日蓮宗。
目次
1 日蓮の生涯と教え(誕生と出家;法華経を見出す;法華経流布 ほか)
2 京都の日蓮教団(日像の京都布教;日像以後;分派分立の図式 ほか)
3 京都・日蓮ゆかりの寺々(日蓮ゆかりの霊跡;京都十六本山寺院;その他の日蓮宗寺院)
著者等紹介
藤井寛清[フジイカンセイ]
昭和23年(1948)、京都頂妙寺塔頭妙雲院に生まれる。昭和46年、立正大学仏教学部宗学科卒業。昭和49年より京都妙顕寺塔頭十乗院住職。現在、法務のかたわら、各種新聞雑誌に切り絵・カットを掲載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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