出版社内容情報
日本舞踊界の鬼才が語る、芸への思い、名優との邂逅など、舞踊ファン、歌舞伎ファン待望のエッセイ集。
〈舞踊、歌舞伎界でつとに知られる日本舞踊界の鬼才、初のエッセイ集〉
〈身も心も舞をどりに捧げた、終わりなき道の軌跡〉
舞踊家、振付家として活躍する梅津氏の作品は、歌舞伎舞踊、地唄舞をはじめ、800曲以上を数え、武原はん、中村富十郎、中村雀右衛門、中村勘三郎、坂東玉三郎など、数多くの名優の作品も手がけています。人々を唸らせる華麗な舞台はどのようにして生まれるのか。先人の教え、名優との邂逅、絶え間のない稽古・研究、美しいものとの出逢いなど、新たな舞台を創造し続けるその源泉を垣間見ることができる、珠玉のエッセイ集。
【著者紹介】
梅津流初代家元
内容説明
芸は本当に不思議。一生懸命に稽古する以外には見ることができない夢。現代を代表する日本舞踊家で、振付家としても著名な異才が初めて書き上げた芸談・エッセイ集。
目次
「京鹿子娘道成寺」
「歌舞伎座」という故郷
「鐘の岬」
「鷺娘」
「吉原雀」
二つの「楊貴妃」
桂離宮
ニジンスキーという舞踊家
「賎機帯」の面白さ
「山姥」〔ほか〕
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