出版社内容情報
名利を求めず、清貧をつらぬいた稀代の禅僧・白隠の生涯をわかりやすくご紹介します。
臨済宗中興の祖といわれる江戸時代中期の禅僧・白隠禅師は、名利を求めることなく、生涯を清貧のうちにすごしました。禅師のもとにはその生きざまに感銘をうけた大名から庶民にいたるまで幅広い人びとがあつまり、禅師もわけへだてなく教えを説いていきました。また、高齢にいたってもなお全国各地をかけめぐり、禅の真諦をひろめていきました。白隠没後250年を前に、そうした白隠禅師の足跡をエピソードを交えながらわかりやすくご紹介していきます。
【著者紹介】
大聖寺先住
内容説明
名利に枯淡で、ただ民衆の教化と子弟の教育に一生をささげた白隠禅師は、現在の禅僧にとっても「永遠の輝き」であるとされる。五百年出、利他行の人、「聖白隠」の足跡をたどる。
目次
白隠の自利行(白隠初心の大疑;諸国行脚をはじめる;再び行脚して、悟りをひらく;正受老人に参じる;白隠の「利他行」―悟後の修行、五位変盡の訣 ほか)
白隠の利他行(白隠の利他行がはじまる;骨山の松蔭寺;『法華経』と秋の虫;白隠、他山の請を受ける;白隠の問答商量 ほか)
著者等紹介
上村貞嘉[カミムラテイカ]
昭和12年、塩釜の東園寺に生まれ、千坂秀峰に就き得度。花園大学卒業後円覚寺専門道場に掛塔、朝比奈宗源老師に就き弁道参禅。円覚寺専門道場を暫暇、沼津大聖寺に入寺、大衆坐禅「街頭禅会」を主宰。平成22年大聖寺を退山。現在、大聖禅堂主。学校法人大聖寺学園中央幼稚園長。妙心寺派事業協会理事。白隠誕生地顕彰会顧問。青山グリーンアカデミー講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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