出版社内容情報
『万葉集』の中から、四季を詠んだ歌50首を選び、その歌の意味や心を読み解くとともに、仮名文字でちらし書きした書を紹介。
〈この一冊で、万葉歌の意味を知って、仮名書の書き方も知る〉
〈万葉歌の心を読み解き、万葉仮名で和歌を書く!〉
書く文字から打つ文字へと時代は大きく変わりつつありますが、私達は今なお「漢字」と「かな」を使用しています。本書では、『万葉集』に記される和歌の中から、春夏秋冬(四季)を詠んだ歌50首を選び、その歌の意味や心を読み解くとともに、仮名文字でちらし書きした書を紹介します。万葉歌の研究者と書家のコラボレーションにより、一冊の本から、和歌の解説と書き方を同時に学ぶことができ、より深く万葉の歌と書を理解できるといえるでしょう。
【著者紹介】
武庫川女子大学 非常勤講師
内容説明
『万葉集』に載る、四季を詠った50首の和歌の解説と書の手引きを、わかりやすく読み解いていく。
目次
春の歌
夏の歌
秋の歌
冬の歌
著者等紹介
樋口百合子[ヒグチユリコ]
大阪府生まれ。奈良女子大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。奈良女子大学古代学学術研究センター協力研究員。武庫川女子大学非常勤講師
藤田朱雀[フジタスザク]
愛媛県生まれ。武庫川女子大学文学部教授。日展作家・読売書法会理事・日本書芸院一科審査委員・兵庫県書作家協会委員でもある。また、国内外で書の個展を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。