歌舞伎は恋―山川静夫の芝居話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473038777
  • NDC分類 774.04
  • Cコード C0074

出版社内容情報

元NHKのアナウンサーにして演劇評論家の山川静夫が、芝居への思いや親交の深い役者について語った、軽妙なエッセイ集です。

〈元NHKの看板アナウンサーにしてエッセイストの山川静夫が、歌舞伎について、芝居について、たっぷりと語ります〉
〈ご存じ山川静夫の芝居随筆、ご一読のほど、隅から隅までずずずぃ?っと、乞い願い、たてまつりまするぅ?〉
元NHKの看板アナウンサー山川静夫さんは、学生時代から歌舞伎座に通い詰め、半世紀を超えた今も歌舞伎への思いはかわりません。一流の演劇評論家でもある山川さんが、歌舞伎への熱い思いや印象にのこる役者たちの想い出、團十郎や勘三郎へのオマージュなどを、「たっぷり」と語るエッセイ集。さらりと読める軽妙な語り口も魅力です。

【著者紹介】
エッセイスト

目次

第1章 歌舞伎は恋(天下の歌舞伎座;“二長町時代”への夢 ほか)
第2章 歌舞伎のたて糸・よこ糸(昭和二十年夏;大川端の場 ほか)
第3章 歌舞伎ことばあれこれ(芝居用語今昔;新旧表現往来 ほか)
第4章 忘られぬ歌舞伎役者(勘三郎せんべい;酉年の人 ほか)

著者等紹介

山川静夫[ヤマカワシズオ]
1933年、静岡市に生まれる。1956年、國學院大学文学部卒業、NHKにアナウンサーとして入局。『紅白歌合戦』『ウルトラアイ』『邦楽百選』などを司会。1994年よりフリー。現在「山川静夫名人劇場」主宰。著書に『大向うの人々 歌舞伎座三階人情ばなし』(講談社・講談社エッセイ賞受賞)『名手名言』(文春文庫・日本エッセイストクラブ賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみー

4
歌舞伎唯一の月刊誌である「演劇界」に出されていたエッセイ(?)を中心に編まれた本作。あくまで1ファンとして歌舞伎への思いを綴られています。サクサク読めて、かつ豆知識が増えるような、あくまで一個人の体験を主軸とする文章が良かったです。昔語りが多く、その頃を見れなかったのは残念で仕方ありませんが、そこが芝居の良いところ。時が経って今の役者さんを懐かしむような時代も歌舞伎は恋しいものであり続けてほしいものですね。2016/10/27

ちょび

2
山川静夫さん秘蔵のサイン入り写真がところどころに差し込まれ、在りし日の歌舞伎の逸話が綴られる。山川さんは本当に「歌舞伎に恋」されていたのでしょう。2015/09/29

takao

0
ふむ2017/07/05

みちくさ

0
格式高い歌舞伎が好きみたいだったけど、所詮娯楽よね...。せっかく興味持ってる若者に文句言ってないで、おもしろさや観劇マナーを教えて、少しずつ引き込んでいくのが、歌舞伎好きのオトナの役割じゃないのかな。2013/10/06

ふわり

0
私にはちょっと読むのが早かったかな?という印象。(筆者さんが歌舞伎歴が長くお詳しい方だったので…。)しかし、歴代の歌舞伎役者の人生、知らない時代の歌舞伎界を垣間見れたようでなんだか嬉しかった。「歌舞伎は恋」。うんうん、まさに。早く観劇したくなります。2013/08/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6749232
  • ご注意事項