出版社内容情報
利休が残したとされる「利休百首」を読みやすくアレンジ。いつ、どこででも茶道の原点に立ち帰ることのできるハンドブックです。
〈茶人必携、利休の教えをいつ、どこででも〉
〈ハンディサイズがうれしい、利休百首の新・定本〉
利休が残したといわれる「利休百首」に表された教えは、ひとり茶の湯を志す人にとどまらず、いかなる道においても等しく根底に通じる尊い示唆に満ちています。本書は昭和48年初版の井口海仙師による底本を元に、現代風に読みやすくアレンジ。いつ、どこででも茶道の原点を学ぶことができるハンドブックです。
内容説明
巻末には、歌の一部を赤文字にした2色頁を収録。付属の赤色シートを使うと赤文字が消せますので、暗記に役立てられます。
目次
その道に入らんと思ふ心こそ我身ながらの師匠なりけれ
ならひつつ見てこそ習へ習はずによしあしいふは愚かなりけり
こころざし深き人にはいくたびもあはれみ深く奥ぞ教ふる
はぢをすて人に物とひ習ふべし是ぞ上手の基なりける
上手にはすきと器用と功積むとこの三つそろふ人ぞ能くしる
点前には弱みをすててただ強くされど風俗いやしきを去れ
点前には強みばかりを思ふなよ強きは弱く軽く重かれ
何にても道具扱ふたびごとに取る手は軽く置く手重かれ
何にても置き付けかへる手離れは恋しき人にわかるると知れ
点前こそ薄茶にあれと聞くものを麁相になせし人はあやまり〔ほか〕
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