出版社内容情報
〈現代の生活空間での日本の書画の楽しみかたを提案〉
〈日本の書画を知る、見る、そしてそばに置いて楽しむために〉
近世から近代の日本画と書の愉しみを知る本。特にメインとなる章では代表的な書画の作者を取り上げ、その人となりや歩み、作品の特性・魅力・相場などを、檀ふみ・田中大両氏の対談形式で紹介。それぞれの作品の出来栄えや表具・箱・伝来なども
解説し、値段の裏側にある「値打ち」を伝えます。
【著者紹介】
鑑定士
内容説明
これからのライフスタイルの中で楽しむ日本画とは。今、注目の日本の書画を取り上げ女優・檀ふみからの問いに、作者の人となり、歩み、作品の特性・魅力・相場を、鑑定士・田中大がわかりやすく答える。日本の書画を知る、見る、そばで楽しむためのアドバイス。
目次
第1章 画を学ぶ(画のような書―白隠慧鶴;背景が見どころ―曾我蕭白;応挙と弟子蘆雪―円山応挙・長沢蘆雪;理想郷を描き出す文人画―池大雅・与謝蕪村 ほか)
第2章 書を学ぶ(大聖武―伝聖武天皇;春日懐紙―大中臣泰尚;江戸初期の一首懐紙―烏丸光広;消息―本阿弥光悦 ほか)
第3章 書画を飾る―掛軸をリビングに飾る時代
著者等紹介
田中大[タナカダイ]
1964年京都府生まれ。古美術商・思文閣三代目。(株)思文閣代表取締役社長。追手門学院大学中退後、思文閣入社。2000年から現職。古書画・古典籍・近代絵画を中心に近代工芸まで幅広く取り扱う。「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)で準レギュラー鑑定士をつとめる
檀ふみ[ダンフミ]
東京都生まれ。女優。慶應義塾大学卒業。父は直木賞作家の檀一雄。高校生の時にデビュー。ドラマ「日本の面影」「蔵」、映画「男はつらいよ・寅次郎純情詩集」「山桜」他、数多くの作品に出演。第17回日本アカデミー賞助演女優賞受賞。NHK「新日曜美術館」の司会をつとめ、美術の楽しさをお茶の間に届けてきた。エッセイも好評で『ああ言えばこう食う』はベストセラーになり、第15回講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- お勝手太平記