出版社内容情報
京都の寺社を取り巻く色彩の秘密・魅力を、染司よしおか当主・吉岡氏の視点と中田氏の写真で紹介します。
〈染司・よしおか当主が案内する京都の古寺・神社の新しい見かた、感じ方〉
〈知ってみたい、寺・社をいろどる奥深い色彩の秘密〉
1,200年以上の歴史を有する京都の市街とその周辺にある寺院・神社には所蔵の文化財に、伝承される祭礼や行事に、または山内境内を彩る植栽に古来の色彩の伝統を伝えるものが数多くあります。本書は染色史家、そして古代の色の復元事業や、エッセイストで知られる吉岡氏の文と写真家の中田氏による写真によって、10色の章立てで構成し、京の古寺・古社を取り巻く色彩について語る一冊です。京都・奈良の社寺と関わりが深く、伝統的色彩にこだわりを持つ著者の視点と中田氏の写真によって、京都の古社寺の色彩の秘密・魅力を紹介します。
【著者紹介】
染織史家
内容説明
知ってみたい、感じてみたい―神・仏の世界をいろどる伝統の色。
目次
1 赤
2 紫
3 青
4 緑
5 黄
6 茶
7 黒
8 白
9 金
10 繧繝・極彩色
著者等紹介
吉岡幸雄[ヨシオカサチオ]
染師・染織史家・「染司よしおか」五代目当主。1946年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。編集・広告の仕事をへて、88年生家を継ぐ。植物・天然染料による染色を専らとして、日本の伝統色と染織の歴史を研究。古社寺の行事に関わり、国宝の復元に取り組む。2008年には成田国際空港第二ターミナル到着ロビーのアートディレクターをつとめる。2010年、第58回菊池寛賞、2012年、NHK放送文化賞を受賞
中田昭[ナカタアキラ]
写真家、日本写真家協会・日本写真芸術学会会員。1951年、京都府生まれ。京都の風景・行事を中心に広く撮影を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふう
喪中の雨巫女。
朔ちゃん
めぐみこ