茶の湯と日本文化―飲食・道具・空間・思想から

個数:
電子版価格
¥1,584
  • 電子版あり

茶の湯と日本文化―飲食・道具・空間・思想から

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月01日 06時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473038494
  • NDC分類 791.2
  • Cコード C0076

出版社内容情報

日本文化を構成する様々な要素を取り込んでいる「総合文化体系」としての茶の湯から日本文化をみる、新たな視点の日本文化史。

〈「総合文化」としての茶の湯から見た日本文化史〉
〈茶の湯は日本文化から何を取り込み、そして、どのような影響を与えたのか〉
茶の湯は、日本文化の様々な要素を取り込みながら、そこに新しいものを付け加えて成立、発展してきた文化です。そしてさらに、茶の湯以外の場へも大きな影響を与え、「総合文化体系」とまで評されるようになった文化でもあります。本書は、日本文化の氷山の一角である茶の湯が日本文化の様々な分野とどのように関わりをもってきたのかを考える、「茶の湯の側に立ってみる日本文化史」を考察する一冊です。

【著者紹介】
帝塚山大学講師

内容説明

日本文化のあらゆる要素が詰まった「総合文化」茶の湯。いま一度、この茶の湯の側から日本文化を見つめなおす、新しい視点の日本文化史―。茶の湯は何を取り込み、何を生み出したのか。

目次

第1章 茶の湯の飲食(茶会料理;日本酒;菓子と餅;点心;主菓子;薄茶の干菓子;濃茶;薄茶)
第2章 茶の湯の道具(唐物と和物;道具組;名物と銘;道具の伝来;掛物;茶碗;漆工芸;竹工芸)
第3章 茶の湯の空間(「市中の山居」;庭と露地;飛石・石燈籠・蹲踞;茶室;風炉と炉;円座と畳;花;香)
第4章 茶の湯の思想(『茶経』;『喫茶養生記』;『古市播磨法師宛一紙』;禅と茶;『山上宗二記』;日常性と「一期一会」;『茶の本』;茶の湯の思想史)

著者等紹介

神津朝夫[コウズアサオ]
1953年、東京生まれ。早稲田大学卒業、帝塚山大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。日本文化史・茶道史を専攻。帝塚山大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こきよ

66
茶人、茶の湯とは、「誤解を恐れずに言えば素人芸」との一文は、茶道史研究の第一人者たる神津氏が言うと、納得させられる。その醸成期に於いて、豪商や武人といった、所謂専業ではないもの達の手により洗練されて行き、やがて詫びの境地へと達した茶の湯は、だからこそ、能、狂言や雅楽等とはまた違う、より身近なものとして、今日に至ったのであろうか。2014/09/14

umeko

14
茶の湯には、これほど多くの文化が盛り込まれていたんだと再認識した。「はじめに」にもあったが、まさに氷山の一角で、水面下にある文化の広がりと深さには興味が尽きない。2014/09/14

Mayu

8
この方の本2冊目ですが、日頃不思議に思っていたことが明らかになり、本当に面白いなーと思いました。菓子についてと、茶の湯の思想、の部分が特に身になりました。亭主は点前修業だけしていれば良いわけでも、優れた美術品を収集して展示するコレクター兼学芸員のような存在でもいけない。客というのは、「観客」ではない。財界数寄者の道具売買の逸話を語りすぎることに対する批判もごもっともだと…。茶禅一味も、古賀健蔵さんのテキストを読んでから気になるポイントだったので、もうちょっと考えてみたいです。茶の本を再読してみようかな…。2019/12/25

hirayama46

5
はじめての神津朝夫。タイトル通りの茶の湯と日本文化について、お菓子などの飲食物、茶道具、茶室などの空間、及び古い文献から読み解いた茶の思想などについて手広く紹介されています。茶の湯に関する知識がほぼなかったわたしでもさらさら読める簡潔な文章で、かなり数多い文献から取っているためバックボーンの確かさも感じさせます。しかし、00ページ強で広範囲のトピックに触れているので、全体的に概要といった趣が強かったので、次はもっと詳述した本も読んでみたいな、と思いました。2020/07/04

おぜ

5
禅と茶道の関係とか、お菓子と薄茶濃茶のこととか、お茶をやるなら知っておくべきことが、わかりやすく書いてあるのでおすすめ。2014/06/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5612530
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品