出版社内容情報
桃山・江戸の昔から、茶人たちが語り継ぎ、書物に記し残し、後世に伝えた茶の湯の逸話の数々。そこでは千利休をはじめ名茶人たちのあざやかな発想・工夫や、相手を思う茶人の慈しみ深い心持、また時には教訓ともなる失敗などを通して、さまざまに茶の心を伝えています。本書はそれらの逸話を、茶会・点前・茶道具・花・茶室・露地その他のテーマ別に構成し、現代語でわかりやすく紹介します。各逸話は出典の茶書を明記し、巻末にはそれら茶書の紹介も収載。
【著者紹介】
裏千家学園講師
内容説明
「知りたかった話」「知らなかった話」どちらも満載。茶の心を伝える逸話の数々を、現代語に訳して紹介。
目次
茶会の逸話
点前と作法の逸話
風炉と炉、釜の逸話
茶道具の逸話
花と花入の逸話
茶室と露地の逸話
逸話に学ぶ茶の心と美
著者等紹介
横田八重美[ヨコタヤエミ]
広島県に生まれる。宝塚造形芸術大学大学院修士課程修了。茶道資料館学芸主任、今日庵文庫課長を経て、現在、裏千家学園講師、茶道総合資料館客員研究員、京都造形芸術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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