出版社内容情報
現在と20年前の、屋上という異空間の魅力を紹介する写真集。東京スカイツリーに関心の高まるなか、高い所に上ってみたくなる。
フリーカメラマンとして活動する鷹野晃氏の写真集。1987~95年に撮影を開始、約20年をへて、2010年に再度おなじテーマに挑みました。現在の東京の屋上がいかに快適な空間としての機能を追求しているか、昔の屋上がいかに個人的な不思議に満ちていたか、など時代の変化も読み解け、写真家個人の表現の域にとどまらないテーマを展開します。東京スカイツリーの開業にも時期をあわせ、屋上の景観を堪能できる写真集です。
【著者紹介】
写真家
内容説明
地上からは決してうかがい知ることのできない東京ならではの魅力がひそむ場所。それはまるで秘密の花園のようにひっそりと、そこにある…。じつにさまざまな表情があり、今も変貌しつづけている東京の屋上。
目次
写真集 東京屋上散歩
エッセイ(屋上へ行こう;妄想と現実と;屋上の掟)
著者等紹介
鷹野晃[タカノアキラ]
1960年、札幌生まれ。86年、写真家高橋昇氏の助手を経てフリーカメラマンとして独立。95年、写真展『東京の屋上』をミノルタフォトスペース新宿にて開催。主に人物ポートレート、旅の撮影を、雑誌や企業PR誌などを中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
森田望智そっくりおじさん・寺
41
          
            題名通りの東京の屋上の写真集にエッセイが3本程付いたもの。このエッセイはあまり良いとも思わないが、屋上の写真は楽しく拝見。遊園地、ビアガーデン、祠、田畑、看板、洗濯物干しなどなど、屋上の景色は楽しい。屋上というだけで楽しい。一瞬屋上に見えない写真もあるが、それは見るこちらが「これは屋上だ…屋上だ…」と思いながら拝見した(笑)。東京自体ほとんど行った事が無いので、良い観光気分も味わった。写真の年代はバラバラである。途中、モノクロ写真に轟二郎そっくりの男がいた。本人か?。轟二郎、元気だろうか?。2015/11/04
          
        えり
23
          
            密かに屋上って憧れなんだけど、実際ビルのエレベーターにRの文字があっても、誰も押さないし、行っちゃいけないなんじゃないかと思ってしまう。この本には、行っても良い所も、駄目なのに作者が無断でゲリラ撮影した(!?)らしい所も掲載された屋上写真集。秘密を共有出来る相手を誘って、上へ向かうまでのドキドキと、扉が開かれた時の感動を味わいに、ちょっくらお出掛けしてみようか。きっともっと仲良くなれるね。2013/11/22
          
        定年(還暦)の雨巫女。
14
          
            《私-図書館》東京の屋上に、神社が多いのに、ビックリ。やはり、開発の影響なのかなあ。2021/04/06
          
        あび
8
          
            屋上にはいつも惹かれてしまう。知らない街のデパートを訪れると、屋上にあがれるかどうかを確認してしまう。2017/04/05
          
        コーデ21
5
          
            昔のデパートの屋上はミニ遊園地があって楽しみにしてたものですが、最近すっかり様変わりして庭園風の所が多いですよね♪ この本、てっきり今風のオシャレ屋上が満載かと思いきや…昭和の残り香漂う屋上画像も多くて、時代の移り変わりをシミジミと感じさせられました。 今後の屋上散歩の指針にしようと思ってたんですが、すでにないものや立ち入り不能の場所も多く、その点がちょっと残念^^;2016/09/18
          
        - 
                
              
            - 洋書
 
 - Tropic Death
 
- 
                
- 洋書
 
 - Perfect Love
 




