出版社内容情報
藪内竹心が問答体、いまでいうQ&Aのスタイルで、初心者に茶の湯の源流すなわち利休の茶についてわかりやすく解説した古典の一冊。
『源流茶話』は江戸時代前期の茶人・藪内竹心が、「初心の人にその拠るべき茶道の本源ないし本則を知らせるため」に問答体、いまでいうQ&Aのスタイルで書き起こした三巻書です。竹心がいう源流とは、すなわち「利休の茶」であり、これまで4冊を費やして近づき、向き合ってきた「利休の茶」の総まとめをするにふさわしい1冊といえましょう。
【著者紹介】
宝塚大学非常勤講師
内容説明
茶道大成の源流は利休にある。にもかかわらず、支流・枝流がふえ茶道が乱れている時流を憂えた江戸時代中期の茶人藪内竹心(茶道藪内家五代)が記した書。「茶道の源流」について、茶の歴史、茶道具、茶席、点前や作法などに分け、初心者が問い、竹心が答えるという形式を用いて、わかりやすく説いている。茶道をまなぶ基本テキストとして、現代にもじゅうぶん通じる一冊。
著者等紹介
岩田明子[イワタアキコ]
1965年、神奈川県生まれ。宝塚大学大学院博士後期課程修了。博士(芸術学)。宝塚大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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