出版社内容情報
仏教美術品と須恵器・猿投窯など古陶を中心とする山本コレクション。その写真と、ちょっとシニカルなエッセイが楽しめる古美術随想。
〈仏像の光背に花を活けるコレクター随想〉
〈東大寺転害門の垂木で家を建てたコレクターの古美術随想〉
豊橋市在住の医師にして古美術愛好家、山本野人氏の古美術随想。古美術の中でも仏教美術と、猿投窯・須恵器のコレクションが充実しており、仏像残欠や古陶に花を活け、日常の生活空間に飾って楽しんでおられます。それら古美術品の写真と、それぞれに関するちょっとシニカルなエッセイ約70編を収録しています。
【著者紹介】
古美術愛好家
目次
戯れの骨董―うたかたの仏教美術
花ならぬ華―骨董
法隆寺の天蓋
飛鳥の大斗
聞けない音色―飛鳥の風鐸の舌と村上春樹
東大寺転害門垂木で家が建った話
転害門の二重切り花活け〔ほか〕
著者等紹介
山本野人[ヤマモトヤヒト]
画家を志し渡仏、アンジェ、パリ遊学。サロン・ド・コンパレゾン、ノーヴェンバー・ヴィトリー、毎日現代美術展などに出品するも創造力欠如のため自然瓦解。現在、皮フ科、美容皮膚科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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