内容説明
在りつづける神の座。千三百年つづく二十年に一度の大祭。日本人の魂の原郷を解き明かす。
目次
1章 古代のこころ、お祭りのこころ
2章 神宮のお祭り
3章 重儀「神嘗祭」
4章 式年遷宮(式年遷宮の式年とは;式年遷宮・ご用材の神事;式年遷宮・ご造営の神事;式年遷宮・御装束神宝;式年遷宮・祈りの継承)
巻末資料
著者等紹介
小堀邦夫[コホリクニオ]
昭和25年、和歌山市生まれ。京都府立大学文学部卒業後、皇學館大学大学院、國學院大學神道学専攻課程を修了。伊勢神宮禰宜。神宮司廳綜合企画室長兼広報室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダイキ
5
図書館。入学準備プログラム。神宮や式年遷宮の事だけでなく、「ヒト」は「霊所」などといった、日本語の解説もあり、大変興味深かった。「お前は聞いたかい/姿の見えなくなつた親から聞いたかい/お前のとまつてゐる大杉は/勅使様の坐られる現前に立つてゐるのだと/その天辺は/大御神様の全てのお祭を俯瞰する位置だと」2015/02/18
ひげお
2
伊勢神宮の式年遷宮についてわかりやすく解説されていた。延々と受け継がれている祭や神宝の意味なども分かり良かった。 2013/06/14
rachel
1
読みやすい。2013/03/08
HC
0
式年遷宮について具体的に「調べたい」って人にはオススメかと。 式年遷宮の内容と、それを現在まで支えてきた精神性について。淡々として感情のフィルターがない文章なので、読んで楽しい雑学みたいなもんでなく純粋な知識本という風合い。 2014/01/06
5
0
伊勢神宮の式年遷宮を中心に、神道にまつわる単語の意味を丁寧に解説した良書。外宮の重要性を知った。2012/07/12