内容説明
日本でも馴染み深い青磁や白磁、粉青沙器のみならず、先史時代の土器から貯蔵用の甕器まで、あらゆる韓国陶磁の歴史と技法を網羅。
目次
第1章 韓国陶磁器とはなにか
第2章 土がかもし出す美しい暮らし 先史時代の土器
第3章 理想の世界にむかって 三国時代の土器
第4章 生活の知恵をただよわせて 統一新羅時代の土器
第5章 優雅な翡色の美学 高麗時代の陶磁器
第6章 豊かなユーモアと、端雅な白色の香煙 朝鮮時代の陶磁器
第7章 醗酵のスイートホーム 甕器
著者等紹介
姜敬淑[カンギョンスク]
1940年ソウル生まれ。梨花女子大学史学科及び同大学院卒業。1985年梨花女子大学文学博士学位取得。国立ソウル産業大学助教授などを経て国立忠北大学校考古美術史学科教授、博物館長、忠清北道文化財文化財委員、国立中央博物館設立委員
山田貞夫[ヤマダサダオ]
1938年山口県生まれ。早稲田大学法学部及び同大学院卒業(修士)。高校教師、萩焼販売会社経営を経て1998年韓国留学。ソウル大学語学研究所にて語学研修ののち、忠北大学校大学院史学科修士課程修了(考古美術史専攻)。帰国後、高麗美術館理事に就任。2007年より同博物館の理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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