幻視行 月の都、京都―平安京をめぐる旅

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  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784473036704
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0026

内容説明

美しい月と平安京。謎めく心象風景が、今も、静かに息づいている。歴史の波に揉まれて誕生した、京都をめぐる旅の提案。

目次

旅のはじまり
もう一つの月読神社
迷宮との巡り合い
神の如き知恵者
賀茂祭の前哨戦
苦渋に満ちた道のり
爛熟の果てに
平安京、万年春
陰の祭、陽の祭
月下にうごめくもの
時空を超えて
旅のおわり

著者等紹介

藤川桂介[フジカワケイスケ]
本名・伊藤英夫。昭和9年6月16日、東京に生れる。同33年、慶應義塾大学国文学科卒。放送作家として、映画、テレビの脚本を書く。主な作品に「さすらいの太陽」(原作脚本)「ムーミン」「ウルトラマン」「マジンガーZ」「エースを狙え!」「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」「ゴッドマーズ」「ウインダリア」(原作脚本)などのヒット作品を書き、同58年に作家に転身。『宇宙皇子(うつのみこ)』を発表して連作。大ベストセラーとなる。平成19年より京都嵯峨藝術大学メディアデザイン学科客員教授。日本ペンクラブ会員・日本文芸家協会会員・日本放送作家協会会員・日本脚本家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいぱぱ

13
京都の神社・寺の物語風歴史探訪書。内容は面白いのですが、物語風語り口に馴染めず残念。かといって堅苦しく歴史を語られても面白くないだろうし、難しいところですね。2017/05/16

チューリップ

4
ちょっと物語風になっている部分もあって不思議な感じだった。こういう本を読むと京都に行きたくなるなあとしみじみ思った。2013/12/17

mei191hisa

1
日本人で良かったなと思える一冊 この作者の本は読んでいて癒やされる2012/08/03

むーん

0
9年ぶりに読み直しました。京都の成り立ちに、渡来人が養蚕や治水技術と共に持ち込んだ月信仰宗教である仏教が太陽信仰の土着宗教と折り合いをつけ、民衆に受け入れられて行く様子が改めて興味深かく感じられました。下鴨神社の流鏑馬神事や祇園祭の隠された意味ももっと知られていいのでは。双ヶ丘の古墳群を再び見に行きたくなりました。京都の魅力が一層増す、そういう本です。2019/02/03

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