内容説明
奈良に残された、白鳳・天平の建築や仏像。そして、考古学の見地から明らかになる奈良時代の姿を垣間見、在りし日の平城京がよみがえる。
目次
第1章 在りし日の平城京(平城京の造営;平城宮の姿 ほか)
第2章 女帝の世紀―平城京六十年の歴史(元明天皇―平城遷都を決断した女帝;元正天皇―奈良朝の「現代っ子」 ほか)
第3章 平城京の寺社―奈良時代の姿を求めて(東大寺―聖武天皇、光明皇后の蓮華蔵世界;新薬師寺―聖武天皇の病気平癒祈願の寺 ほか)
第4章 平安遷都とその後の奈良(平安遷都;平城天皇の平城遷都 ほか)
著者等紹介
森郁夫[モリイクオ]
國學院大學文学部史学科卒業。帝塚山大学人文学部教授、博士(歴史学)、帝塚山大学考古学研究所所長・附属博物館館長
甲斐弓子[カイユミコ]
帝塚山大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)、帝塚山大学考古学研究所特別研究員、帝塚山大学非常勤講師。ベルギー王国より王冠勲章受章(1996年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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