内容説明
中将姫さまは當麻寺で生身のまま往生された。二十五菩薩聖衆が来迎して、姫さまを極楽浄土へと導いた。これぞ練供養での極楽往生伝説。
目次
巻頭エッセイ 不思議の寺
口絵カラー
現代へのメッセージ 極楽を何処と問はば
當麻寺の歴史―変遷を生き抜いてきた奇跡の寺
『死者の書』の當麻寺
當麻寺文学散歩
氏寺から當麻曼荼羅信仰の寺へ
大津皇子と弘法大師
時代をつなぐ
中将姫をめぐる悲話
著者等紹介
松村實昭[マツムラジッショウ]
1972年、奈良県生まれ。當麻寺中之坊院主。同志社大学文学部卒業後、高野山専修学院で四度加行を成満し、1997年、當麻寺松室院住職・中之坊副住職に就任。2009年より現職。伝統の「當麻曼荼羅絵解き」を口伝継承し、中之坊客殿の他、大本山総持寺・国立劇場など各地で口演布教を行う。2005年、當麻曼荼羅写仏道場を開設、出張教室も開催するなど、宗教体験として行う写仏の指導者でもある
さだまさし[サダマサシ]
1952年、長崎県生まれ。歌手・小説家。バイオリン修行のため、小学校卒業と同時に単身上京。1973年フォークデュオ・グレープとしてデビュー。「精霊流し」「無縁坂」が大ヒット。ソロになった後も「関白宣言」「秋桜」「北の国から」など数々の大ヒット曲を生み出す。通算3780回(2010年7月末現在)に及ぶコンサートのかたわら、NHK総合テレビ「今夜も生でさだまさし」のパーソナリティとしても人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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