京都・東京 甘い架け橋―お菓子で綴る12か月の往復書簡

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  • サイズ B6判/ページ数 127p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473036292
  • NDC分類 588.3
  • Cコード C0077

内容説明

京都の喫茶店六曜社で出会ったふたり。大好きなお菓子を贈る楽しみ、届く嬉しさ。離れ離れの日常が甘いお菓子でつながる。見て楽しい、食べておいしい、大切な人へ贈るこだわりのお菓子。

目次

春を告げるお菓子(京都から「おひな寿司」井津美屋;東京から「白鷺宝詰合せ」菓匠花見 ほか)
夏を行き交うお菓子(京都から「ほたる餅」じょうきや;東京から「マカロン」ミュゼドゥショコラテオブロマ ほか)
秋をわかつお菓子(京都から「弓張月・花芒」亀廣保;東京から「あん入り元祖玉兎」糸屋/「月の雫」風月堂 ほか)
冬をいろどるお菓子(京都から「子供の夢(雪晴れ)」長久堂
東京から「アイスデコレ」近江屋洋菓子店 ほか)

著者等紹介

甲斐みのり[カイミノリ]
文筆家。1976年静岡県生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1999年、「叙情あるものつくり」と「女性の永遠の憧れ」をテーマに雑貨ブランドLoule(ロル)を京都で立ち上げる。現在は東京で雑誌や書籍への執筆、商品やイベントの企画・監修などを行う

奥野美穂子[オクノミホコ]
京都の喫茶店、六曜社地下店のウエイトレス。1951年佐賀県生まれ。高校を卒業後、京都・東京・神戸と、主に喫茶店で働く。結婚をきっかけに六曜社へ。朝はお菓子を作り、午後から店に立つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mura_ユル活動

83
【手土産本】京都六曜社地下店で働く奥野美穂子さんと東京暮らしの文筆家、甲斐みのりさん、京都の喫茶店、当店で1999年に知り合って、お菓子を手紙につけて送り合う。手紙の文面とお菓子の写真。お菓子にも季節がある。お祝い事やその季節を形どったもの。夏には涼し気なもの、本書の中の一文がある。「生きる意味って、結局、時間を生きること。1月を楽しんだか、・・3月を楽しもうって。・・お菓子が届く日は特別な日になる。」お菓子が人間の架け橋になる。お菓子の紹介と写真、六曜社の珈琲も美味しそう。2017/08/13

あん

72
東京在住の甲斐さんと、京都在住の奥野さんとの間で、季節を彩る様々なお菓子と共にプライベートでやり取りしたお手紙を紹介した本です。和菓子を添えた手紙のやり取りは風情があるし、どのお菓子を見ても美味しそうで困ります。そして、封筒、便箋、切手も季節によって選ぶ細やかさ、普段手紙は書かないけれど参考にしたいと思いました。2016/02/27

かおりんご

56
お菓子のやりとりを中心にお手紙がまとめられています。見ているだけで、よだれが・・・お取り寄せ本ではないので、現地に行かなければ買えないものもありますが、食べたいです。特に気になったのが、三島由紀夫も食べたという、フランス菓子カドのケーキと、柏水堂のマロングラッセ。それと、ローザー洋菓子店のロシアチョコレート。いつか買いに行きます!2014/11/07

浅葱@

54
甘い幸せが往き来した12か月。和菓子やお菓子は季節を伝える歳時記のよう。相手を思う気持ちを手紙と甘いものが運んでいる。信頼や憧れ、かわいらしさがゆっくり詰めてある感じがした。「お菓子、景色、気持ち。知らなかったことを、教えてもらったり気をつかせてもらうたび、知らなかったことや気がつかなかったことがあったことさえ、嬉しかったと思えるのだから。」みのりさんの言葉がふんわり広がる。2014/07/11

ann

51
「ゼリーのイエ」のゼリー。「ローザー洋菓子店」のロシアチョコレート。「自由学園食事研究グループ」の缶入りクッキー。いつか必ず、、、と夢見てたお菓子が!そして六曜社は憧れの場所。2016/09/09

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