目次
1章 茶のこころ(季節を思う;逸話にみる茶のこころ ほか)
2章 茶の歴史(茶の起源;茶の伝来 ほか)
3章 茶会・茶事―茶席の花・懐石・菓子(季節と客組み;茶会のいろいろ ほか)
4章 茶道具(掛物;花入 ほか)
5章 茶室・露地(茶室とは;茶室の紹介 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenken_texas
4
これは茶道の流派の一つである裏千家の団体が出版した検定用の本です。内容的には、茶道の知識を体系的に身に着けるための、稽古の補佐的な位置づけみたい。「茶道はやった事無い」という場合は、稽古をしている事前提の記述に少し気おくれするかもしれません。2022/05/31
はれ
1
歴史にも弱いけど、茶道はさらに…。『松風の家』を読むにあたり、茶道のことも知った方がわかるだろうと思い、この本を。嬉しい誤算でした!歴史についても、茶の湯を介しての関係の中ですっきりしたこともありました。もちろん、『松風の家』もこれを読んだおかげで、付け焼き刃であっても、それなりに理解でき、楽しめました。2017/09/25
ふくみみ
1
検定というより自分は茶道の知識にむらがあるので購入。やはり自分が触れたことのないテーマは全く頭に入りませんね。何度も読み直して感想を書いていこうと思います。今回はお茶の逸話について。上がり症な私には親しみ深い「利休の前で散々粗相をしたけど天下一と褒められた亭主」の話。「粗相をしても頑張ればOK?」と思ってましたが、読み直すとこの亭主は緊張から何度ミスをしても美味しいお茶を飲んで頂きたい気持ちを最後まで保ち続けたのですね。簡単に心の折れる自分とは大違いだとその姿を思い浮かべてジンとしてしまいました。2011/07/06