内容説明
町、里、山、海、氷上世界…国立民族学博物館(みんぱく)の研究者60名による150篇のエッセイ集。
目次
モノめずらしいくらし
生きものをめぐって
自然との共生
グローバルとローカル
あいまいさの文化
伝統芸能最前線
いきいき五感力
働くということ
おしゃれにきめる
色
もてなしのかたち
成長と試練
花
海と人
移動する
都市
中国と世界
中国はいま
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
noko
2
大阪の国立民族博物館の本。毎日新聞にTwitter(X)位の文を、民族博物館の研究者達が持ち回りで担当している。軽い読み物。2006年頃のコラムなので、内容は古い。携帯電話、多分ガラケーの事がよく話に登場する。腕時計は都会的なアイテムで、アフリカやアジアの辺境でも、若い男性はファッションとして欲しがる。電池が止まってもファッションの一部なので関係ない。私、アラジンの話はどこか中東、ウズベキスタンとかかと思った。千夜一夜によると、アラジンの舞台は中国。中東にとって中国は遠く離れた栄えた不思議な所なんだそう。2024/06/20
★★★★★
2
民博の研究者が毎日新聞に持ち回りで連載していたコラムをまとめた本です。現代世界の人々の暮らしを様々な切り口から取り上げた400文字程度の文章が、全部で150編収められています。バラエティに富んだ内容は、読み物としてはなかなか面白いものでした。もう少し写真が多ければベターですかね。2009/12/12