内容説明
書き続けた克明な建築日記。深まる思考、様々な葛藤、素材や人々との出会いの日々がいま、明かされる。
目次
巻頭カラー 佐川美術館 樂吉左衛門館
茶室をつくった。建築日記02.07.~07.09.17
著者等紹介
樂吉左衛門[ラクキチザエモン]
樂家十五代当主・陶芸家・財団法人樂美術館館長。1949年、樂家十四代覚入の長男として、京都に生まれる。東京芸術大学美術学部彫刻家卒業後、イタリアに留学。帰国後、作陶に入る。1981年、十五代吉左衛門を襲名。83年に襲名披露の初個展を東京・京都高島屋で開催し、以後、90年には個展「天問」、97年には伊、仏、蘭で「RAKU」展を開催。2007年には佐川美術館樂吉左衛門館開館にあわせ「佐川美術館樂吉左衛門館開館記念樂吉左衛門展」を開催した。桃山時代に樂茶碗を創出した初代長次郎以来、400年余りの歴史と伝統を継ぐ樂家当主として、伝統に立脚しながら、常に斬新な感覚を示す造形美の世界を表現し続けており、作品は、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、ビクトリア&アルバート美術館(ロンドン)などに永久コレクションされている。87年プリンストン大学・ヴィジティング・フェローシップ、同年「日本陶磁協会賞」、91年「京都美術文化賞」、92年「日本陶磁協会賞金賞」、93年「MOA岡田茂吉賞優秀賞」、97年「第1回織部賞」、98年「第40回毎日芸術賞」、2001年「京都府文化賞功労賞」、2006年「MOA岡田茂吉賞大賞」2007年「京都市文化功労賞」など多数受賞。また2000年には「フランス芸術・文化勲章シュヴァリエ」をフランス政府より受章している。2007年には佐川美術館「樂吉左衛門館」が開館。自ら設計創案を手がけた館ならびに現代茶室は、第17回「AACA賞」、日本建築士会連合会賞優秀賞「第36回会員作品展」をはじめ多数の建築賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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christinayan01
TAKAO
真水
ムラ〜ノ