吉田蓑助と山川静夫 花舞台へ帰ってきた。―脳卒中・闘病・リハビリ・復帰の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473033789
  • NDC分類 916
  • Cコード C0076

内容説明

脳卒中からの復活。時同じくして倒れたふたりの汗と涙の復活劇。

目次

1章 ふたりの闘い(簑助の試練;山川、三度も倒れる;復活の共演)
2章 リハビリ交信(平成十四年―リハビリ中の文通;平成十八年―今日から明日へ)
3章 わが師わが友―この日々、この人あればこそ(吉田助のわが師わが友;山川静夫のわが師わが友)

著者等紹介

吉田簑助[ヨシダミノスケ]
昭和8年大阪市生まれ、本名平尾勝義。吉田文五郎に入門、昭和17年桐竹紋二郎を名乗る。23年桐竹紋十郎門下となる。36年三代目吉田簑助を襲名、平成6年重要無形文化財保持者(人間国宝)認定、8年紫綬褒章受章、9年日本芸術院賞受賞。10年11月脳出血で倒れるも、11年7月から舞台へ復帰。当代一の立女方人形遣いとして艶やかさ、可憐さなど他の追随を許さぬ人形表現で観客を魅了している。故吉田玉男との舞台は、かずかずの名舞台をつくりあげてきた。18年フランス政府より文学芸術功労章勲一等のコマンドールを受章

山川静夫[ヤマカワシズオ]
昭和8年静岡市生まれ。昭和31年NHKアナウンサーとして入局。NHK特別主幹を経て、平成6年よりフリー。12年1月の脳梗塞にはじまり、心不全、腸閉塞に倒れるも奇跡的に回復し、現在はエッセイストとして執筆・講演活動のほかBS『山川静夫の新・華麗なる招待席』の司会をつとめるなど多岐にわたって活躍中。『名手名言』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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