内容説明
お念仏のふるさと知恩院。法然上人のお念仏によって阿弥陀仏のお慈悲が誰にでも平等にそそがれる。
目次
巻頭エッセイ 知恩院と私
現代へのメッセージ 言葉の前に心あり、言葉の後に行動あり
知恩院の歴史―専修念仏八百年の根本道場
知恩院門前袋町―江戸期の文人墨客たち
知恩院文学散歩
四十八巻伝の制作
知恩院の庭
知恩院の文化財
著者等紹介
坪井俊映[ツボイシュンエイ]
1914年、京都府生まれ。大僧正・浄土門主・知恩院門跡。龍谷大学研究科仏教学修了。1949年、佛教大学助教授に就任。1988年、勲三等瑞宝章受章。1992年、佛教大学名誉教授となる。1994年から2006年まで大本山金戒光明寺法主を務める。2007年3月、浄土門主(知恩院門跡)上任
浅田次郎[アサダジロウ]
1951年、東京都生まれ。小説家。高校卒業後、三島由紀夫の自決に影響され自衛隊に入隊、のち様々な職につきながら投稿での執筆活動を続ける。1995年、『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞を受賞。1996年には中国清朝末期の宮廷を舞台にした『蒼穹の昴』が直木賞候補となり、1997年、『鉄道員』で直木賞・日本冒険小説協会大賞特別賞を受賞。2000年、『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞。2006年、『お腹召しませ』で中央公論文芸賞・司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
70
上田秋成が思うように筆で身を立てられず石段に座っていたという・・そう、石段と山門しか記憶にない。ちょっと下ると祇園だよなあ、と思い出しつつ。 寺宝に李朝の絵画(しかも一級品)が結構あるのはなぜか? 後陽成天皇の書、素晴らしいと思うんだけど、重文指定とかはされないのか2022/02/12
退院した雨巫女。
8
《私‐図書館》実は、浄土宗の高校卒。修学旅行で、知恩院で1日修行しました。掃除をしたり、お経を読んだり、講話を聴いたり、いい思い出です。写真を観ていて懐かしかった。2013/04/23