内容説明
京都最古の五重塔や秀吉ゆかりの三宝院を有する下醍醐。西国三十三ヵ所観音霊場の一つで山岳寺院の趣深い上醍醐。古来、桜の名所で知られた「歴史の巨人」醍醐寺を訪ねる。
目次
花の寺、水の寺に歴史を重ねて
口絵カラー
三楽
醍醐寺の歴史
清滝宮の別願―交差する運命
醍醐寺文学散歩
醍醐の花見―大名庭園への序曲
醍醐寺三宝院の庭園
醍醐寺の文化財
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
77
庭が有名なんですね。特に、藤戸石、変輝緑岩。覚えてないな。 紋の付いた門は覚えてるんだけどな。 後はあれが有名ですね ”秀吉が花見るときは一日の遊びといえども史に値す”川田順 2021/06/12
雨巫女。@新潮部
10
《私‐図書館》醍醐寺と言えば、桜と豊臣秀吉ですね。やはり、垂れ桜観てみたいなあ。2013/02/10
m
6
旅行のための予習として。入門書かと思って選んだら中級レベルだった。難しい言葉が解説なしでそのまま使われていたり、屏風絵がカラーではなくモノクロだったりと不親切な部分が多い。醍醐寺についてなんとなくは分かったけれど、まだまだ足りないので他の本で補おう。2015/04/02
荒野の狼
5
「新版古寺巡礼 京都」の第6巻は醍醐寺。本シリーズは、64ページある口絵カラー写真で、建物や宝物の写真が豊富な点が魅力である。そのため「寺を訪れた時に見たもの」の思い出・復習になる巻がある反面、建物や宝物を寺が非公開としている場合は、「旅で見ることができなかったもの」を見るという目的になってしまう。私は2023年の「京の冬の旅」非公開文化財特別公開で醍醐寺の三宝院と理性院(りしょういん)を訪れた。2023/02/18
ohmi_jin
2
二度も訪れている割には三宝院へ参っていない醍醐寺。いつかは行きたい。2018/02/20