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内容説明
ちょんまげ切ってお肉食べて、富国強兵・殖産興業。四民に教育をして早く外国に追いつこう。古いものは「伝統文化」にしてしまおう。でも、それでいいのか日本人。
目次
第1章 近代文化の受容(維新の京都で祇園祭再興;上野の森に博物館誕生!;食文化の西洋化―牛鍋からあんパンまで;西洋音楽の導入と伝統芸能;子どもの文化―紙芝居と絵本)
第2章 茶の湯の新時代(茶の湯の新たな旅立ち;近代数寄者のリーダー―益田鈍翁;茶の湯コーディネーター―高橋箒庵;茶の湯の伝道者―岡倉天心;伝統文化としての茶の湯)
第3章 学校教育と伝統文化(明治維新の教育改革;「学制」下の職人教育;産業を育成する学校;工芸教育をめぐる美術と工業の分岐点;女子教育の普及と生活文化)
第4章 世界と交流する美術工芸(世界から評価された日本―万国博覧会と工芸;近代絵画への模索―日本画と洋画;逆輸入されジャポニスム―光琳の再生;再発見される生活文化―震災と都市化;近代国家と美術―アイデンティティの悩み)
シリーズの最後に 伝統文化とはなんでしょう。
著者等紹介
中村修也[ナカムラシュウヤ]
1959年和歌山県生まれ。筑波大学大学院博士課程単位取得修了。博士(文学)。京都市歴史資料館勤務を経て、文教大学教育学部に勤務。同大学教授。専門は日本茶道史・古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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