内容説明
嵯峨御流華道に心をよせて半世紀余…。いけばな作品は命短く花姿も瞬間的なものであり、形として留め置くものは写真撮影かデッサンしかありません。作品をデッサンするたびに感動があり、癒しの世界があります。そのデッサンに禅の教えを組み合わせてまとめました。
目次
初春(寒松千歳色;鶴栖千年樹 ほか)
春(春風咲万花;春生百福觴 ほか)
夏(清薫;春風生福寿 ほか)
秋(晴方好雨亦奇;生死事大無常迅速 ほか)
冬(看々臘月尽;西風一陣来 ほか)
著者等紹介
野口青楓[ノグチセイフウ]
1929年、愛媛県西条市に生まれる。本名・義雄。1947年、嵯峨御流華道入門。流派内の要職を務め、1997年、旧嵯峨御所華道総司所第七代華務長に就任。華務長職を勇退した現在も、華道の国内外への伝道に忙しい日々を送る。法務大臣表彰(1998年)。西条市石井文化功労賞(2000年)。西条市民文化功労賞(2002年)
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